資産運用

公務員こそ資産運用をすべき理由を筆者の経験談を踏まえて解説

公務員こそ資産運用をすべき理由を筆者の経験談を踏まえて解説

公務員にこそ資産運用をすべきと考える理由を筆者の経験談を踏まえて解説
公務員にこそ資産運用をすべきと考える理由を筆者の経験談を踏まえて解説

こんにちは。kasaです。

私の父は公務員で定年退職を迎えましたが、ついに資産運用を始めるようです。

kasa
ついに「父」資産運用はじめるってよ!!という状態です。
公務員の方って、頭の方がいいイメージなので、資産運用している人も多いイメージですけど。実際のところどうなんでしょうか?
読者代表
kasa
父曰く、資産運用をしている同僚は聞いた事がないとのことでした。

資産運用って継続力と忍耐力があれば報われる分野なので、公務員の方にぴったりだと思うんですよね。

ただ、実情は資産運用をしている人は少ない模様です。(情報源は父ですが)

今回は公務員の方こそ資産運用をすべきだという根拠と、資産運用にあたっての資金繰りのコツなどを紹介していきます。

私の父は公務員ですが資産運用経験がゼロです。

冒頭でお伝えしたように、私の父は公務員を勤め上げて定年退職をしました。

約40年間 公務員として勤め上げ、有給もろくに使わずに欠勤もせず、真面目で本当に尊敬ができる自慢の父です。

父の背中を見て育った私の公務員の印象・特徴は大きく3つです。

公務員の印象・特徴

・転居を伴う転勤が無い

・上限金額は低いかもしれないが収入は安定している

・真面目で勤勉な方が多い

公務員すべての方に当てはまるわけではありませんが、働き方や収入の傾向はおおよそ間違ってはいないはずです。

kasa
この特徴って「資産運用観点では羨ましい限り」なんですよね。
羨ましい限りとは・・・??
読者代表
kasa
資産運用は「継続×忍耐力」が試される分野なので、「安定した収入×勤勉」がとにかく相性がいいんです。

ただし、公務員と資産運用の相性がいいのにも関わらず、資産運用を実践されている方は少ないようです。

私は公務員である父の給与も体感的に「こんなに働いてるんだから、もっと貰ってもいいのでは?」と感じていました。

だからこそ私は「若い世代の公務員にこそ資産運用で生活を豊かにしてほしい」と思うんです。

今回は公務員の方が資産運用をするにあたってやるべきこと・注意点をまとめていきます。

この記事でわかること

・公務員にこそ資産運用を始めてほしい理由

・資産運用をするための資金の捻出方法

・私が20年間で2000万円を捻出する方法と資産運用の中身

公務員のお金事情の特徴

公務員のお金事情の特徴
公務員のお金事情の特徴

まずはじめに公務員の方のお財布事情「給与と貯蓄」についてみていきましょう!

公務員の平均月額給与

公務員の方のお財布事情について平成29年地方公務員給与の実態から引用してまとめてみました。

平均月約給与(都道府県一般行政職)
平均月約給与(都道府県一般行政職)
(引用:平成29年地方公務員給与の実態)
年齢平均月額給与平均年収
18歳〜23歳214,051円2,568,512円
24歳~27歳283169円3398,028円
28歳~31歳325,519円3,906,228円
32歳~35歳368,038円4,416,456円
36歳~39歳416,077円4,992,924円
40歳~43歳461,043円5,532,516円
44歳~47歳488,890円5,866,680円
48歳~51歳515,510円6,186,120円
52歳~55歳536,418円6,437,016円
56歳~59歳555,255円6,663,060円
60歳~63歳316,086円3,793,032円

上の図と表は平成29年地方公務員給与の実態から引用した公務員の平均給与のまとめです。

60歳の定年まで年功序列で給与が上がり、平均年齢は41歳で平均月収は41万2,153円である事がわかります。

収入に関して外資系企業のように「高収入」という事ができないかもしれませんが、「安定した収入」「年功序列で昇級していく給与」というのは資産運用観点ではかなり魅力的です。

公務員は副業ができないため資産運用するしかない

公務員は国家公務員法・第103条地方公務員法第38条により、副業が禁止されています。

副業が禁止の理由は副業によって本業に悪影響が出る可能性があることや、万が一副業でトラブった際に本業側へ悪いイメージが移ってしまう可能性がある事が理由のようです。

一般企業であれば副業OKの場合が多くなっていますので、給与が低かった場合は何か副業をする事で収入を増やして低い給与をカバーする事ができます

しかし、公務員の場合はコレができませんので、収入を増やすことはできません。

そのため、公務員の給与で得た資産を運用することで、総資産額を増やしていくしかないのです。

公務員にこそ資産運用を始めてほしい理由とは

公務員にこそ資産運用を始めてほしい理由とは
公務員にこそ資産運用を始めてほしい理由とは

公務員にこそ資産運用を始めてほしい理由は2つあります。

ポイント

・堅実な方が多く資産運用に向いている

・年収が安定して増加していく点が強み

資産運用は「継続×忍耐力」が必要なのですが、公務員の方はこの2点を兼ね備えていますので、やっぱり資産運用に向いています。

それぞれの理由について見てみましょう。

堅実・真面目な方が多く資産運用に向いている

父の同僚や、公務員となった私の友人をみると「堅実で真面目な方が多い」という印象です。

堅実で真面目な方は資産運用に必要な「継続×忍耐力」のうち、忍耐力と精通していると考えています。

というのも、堅実・真面目な方は勤勉で物事の本質を見極める能力が高いからです。

資産運用における忍耐力とは「金融商品の価格が下落」した際に、心を折らずに耐える力を指します。

勤勉な公務員の方であれば、金融商品の価格が下落した原因を理解した上で、忍耐できる力を兼ね備えていると思います。

やっぱり忍耐ができない方は下落した原因を理解できずに「狼狽売り」に走る傾向があります。

年収が安定して増加していく点が強み

先程のデータから年収は安定して増加していく事がわかりましたが、これも資産運用においては大きなメリットとなります。

安定して増加する年収は資産運用に必要な「継続×忍耐力」のうち継続力と繋がってきます。

というのも、資産運用を継続していくためには「安定した年収」が必要不可欠だからです。

資産運用の代表的な方法の1つに「ドルコスト平均法」というものがありますが、これは長期間にわたって一定額の金融商品を定期的に購入していく方法です。

お子様の成長に合わせた教育費を捻出しつつ、資産運用へ一定額を拠出し続けるためには「安定した年収の増加」が必要不可欠です。

公務員の方には安定して増加する年収がある点は、資産運用においてかなり有利になりまs。

参考【初心者向け解説】ドルコスト平均法とは〜4個の例から理解する〜

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公務員が資産運用をやる上での注意点

副業とは異なり資産運用を行うことは可能ですが、やっぱり注意点はあります。

資産運用をやる上での注意点

・インサイダー取引は違法行為

・本業に支障が出る可能性がある資産運用はお勧めしません

上記の2点について詳細を見ていきましょう。

インサイダー取引は違法行為

インサイダー取引とは株式投資などの金融商品の売買において、事前に株価の上昇・下落を知った上で取引を行い不法な利益を得ることを指します

憲法で違法とされていますので当然やってはいけません。

公務員の方においては業務で民間企業の方と接して「企業の身内話」の話を聞くこともあるかと思います。

万が一、その身内話の中に株価の変動を左右するような内容が含まれていた場合は「インサイダー取引」となる恐れがありますので注意が必要です。

「もしかしてこれは・・・?」という場合はインサイダー取引が疑われる企業が関わる売買は行わないようにしましょう。

本業に支障が出る可能性がある資産運用はお勧めしない

本業の時間にまで影響が出る資産運用である「FX」はお勧めしません。

なぜなら副業が禁止とされている理由は「本業へ影響が出る可能性がある」からであり、資産運用でも本業に支障が出てしまった場合、取り返しのつかないことになる可能性もひめているからです。

例えば勤務時間中に為替推移が気になりトイレで取引をした場合、処分の対象にもなりかねません

勤務に支障をきたす可能性のある資産運用には手を出さない方がベターです。

資産運用を始めるにあたって資金を捻出しよう

産運用を始めるにあたって資金を捻出しよう
産運用を始めるにあたって資金を捻出しよう

公務員の方でいざ資産運用を始めよう!となっても「資金をどう捻出していくか」が悩みの種かと思いますので、アドバイスをさせてください、

眠っている預金に働いてもらう

まず最初の資金の捻出方法としては「預金等で眠っているお金を資産運用に回す」という方法です。

預金全てというわけではなく、50%でも30%でも構いません、まずは手元にある預金から資産運用をスタートしてみましょう。

というのも、ある程度のまとまったお金を元金として資産運用を開始することで、まとまったお金がないと投資をできない商品へ投資をする事ができるからです。

例えば日本の最大手であるトヨタの株は「安定・高利回り」で人気の投資先ですが、最低でも60万程度の初期投資が必要となり、まとまったお金がある初期投資のタイミングでないと手を出せないような銘柄です。

まずは眠っている預金に働いてもらうことから始め、資産運用 に勢いをつけましょう。

ココがポイント

まとまったお金で初期投資を行い資産運用に勢いをつけよう

固定費を下げて積立投資を行う

2つ目の資金の捻出方法としては「固定費を下げて積立投資を行う」方法となります。

というのも固定費で毎月支払っている金額をそのまま積立投資に回す事ができれば「無理なく・今の生活も変えずに」資産運用をする事ができるからです。

例えばジムの解約による費用削減(8,000円)と大手3社から格安SIMへの乗り換えで通信費用の削減(7,000円)をするだけで、舞月15,000円を削減➡︎積立投資に回す事ができます。

日々の生活の質を下げずに資産運用にお金を回す事ができるため、オススメの方法です。

ココがポイント

まとまったお金で初期投資を行い資産運用に勢いをつけよう
参考固定費の削減で年間20万円を節約できた理由とコツを紹介

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私が資金を捻出している方法(20年で2000万の形成方法)

私が資金を捻出している方法(20年で2000万の形成方法)

せっかくなので、私が20年間で2000万円を形成させるためにどういった観点・方法で資産運用・投資を実施しているかをお伝えできればと思います。

20年で2000万を形成するポイント

・毎月の積立投資で無理なく継続

・ボーナスで追加投資

・マイホームも投資の観点で選択

それではそれぞれの詳細についてみていきましょう!

毎月の積立投資で無理なく継続

私は毎月66,666円を積立NISA口座に積み立て、資産運用をしていますが、私も実践している「毎月の積立投資で無理なく継続」という方法をお勧めしたいです。

というのも積立投資には「ドルコスト平均法で負けにくい」「貯金感覚で継続しやすい」という2つのメリットがあるからです。

例えば毎月ではなく年1回の購入にした場合は「買うタイミング」で株価が高ければ損をすることになりますし、購入するタイミングが少ないと用意する金額も高くなり、そのために毎月貯金ができるかというと・・・?私は自信がないです。

積立投資なら無理なく続けられますし、なにより「負けるリスクが軽減される」というのが大きいですね。

また、公務員で積立投資をやってみようかな?という方には「積立NISA」がお勧め。

積立NISAなら運用で得た利益に対して発生する約20%の税金が不要な点がメリット大です。

※私は積立NISAで毎月66,666円×20年=1600万円を貯蓄予定です。

よろしければ参考記事をご覧ください。

参考積立NISAで12万損している私がそれでもつみたてNISAをオススメする理由

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ボーナスで追加投資

20年で2000万円を積み立てる私が実践しているもう一つの資産運用の方法は「ボーナス月に+10万円の個別株式の購入」です。

ボーナスという性質上、無駄遣いが多くなりがちなため「手元に残しておきたくない」ことと「まとまったお金がないと投資ができない個別柄の配当金が魅力的」という2点からボーナス月での追加投資をお勧めしています。

私の場合は年2回のボーナス時にそれぞれ10万円分の個別株を購入しています。この10万円も年2回、20年続けることで400万円にもなります

自分の中で「決まり」としてボーナス月での投資を行うと、ルーティン化する事ができるのでお勧めです。

マイホームも投資の観点で購入

3つ目の観点としては「マイホームも投資の観点で購入」です。

これは2000万円を貯めることとの関係はありませんが「私の投資マインド」として流し読みしてもらえればと思います。

マイホームは数千万円の買い物ですので、単なる消費として考えることはナンセンスです。

こうした大きな買い物の時にこそ「長期視点」「資産価値」で比較をすることで自分に適した「投資物件」に出会える事ができると思います。

私はマイホーム以外にも愛車やiphoneにも同じような考えを持っており「いかに長期的にみた時に得をできるか」ということを常に考えています

以前、マイホームを購入した事に関して記事にまとめてたものがありますので、よろしければ参考にしていただければと思います。

参考頭金なし貯金なしでマイホームを購入したら大満足した話【20代×4500万】

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まとめ

まとめ
まとめ

今回は公務員の資産運用についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

最後にまとめておきましょう。

公務員のお財布事情

・平均月収は41万円程

・年功序列で着実に月収は上昇していく

公務員こそ資産運用をすべき理由

・堅実・真面目な方が多く資産運用に向いている

・年収が安定して増加していく点が強み

資産運用のための資金を捻出する方法

・眠っている預金に働いてもらう

・固定費を下げて積立投資を行う

今回の記事が公務員で資産運用を始めるか悩まれている方にとって有益な記事となれば幸いです。

  • この記事を書いた人

kasa

アラサー男|息子たち誕生➡︎教育費(1400万)に不安絶頂➡︎資産運用がんばる➡︎息子氏てんかん診断➡︎家族一致団結で乗り越えるぞぉぉぉ!!!|パパママさん一緒に頑張ろう |同じように難しい病と闘う本人とそのご家族の皆様と繋がれますように

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