一人暮らし×節約術で毎月4万貯金できた話【ずぼら社会人が継続できた理由】
こんにちは。kasaです。
現在は嫁と0歳の怪獣と3名で暮らしています。
つい先日までひとり暮らしをしており、意識的に考え方を変えるまで「貯金ができない浪費型の人間」でした。
どの程度浪費型だったかというと、朝食はコンビニで700円程で購入し、夕食もコンビニ弁当で800円程度を使用しており、昼食は会社で500円程で済ませられるのでマシでしたが、食費だけで毎月51,000円程を使っていました。
この記事でわかること
・手取り20万円で毎月4万円を貯金できた経験談と節約方法
・節約を継続させるために導入すべき思考法3選
・生活に余裕が出たらやるべき「資産を増やす思考法」
一人暮らしで行った節約術5選
私が実際に行った節約術について5つ紹介しようと思います。
ポイント
・変動費:食費の節約
・固定費①:格安SIMの乗り換え
・固定費②:ジム➡︎自宅筋トレへ変更
・固定費③:クレジットカードの見直し
・固定費④:エンタメコンテンツの見直し
私の節約方法の基本スタンスは「生活の質を落とさない」というものです。
私のこれまでの経験から、生活の質を落としつて節約をしてしまうとストレスがかかり節約が長続きしない事がわかりました。
例えば「食費節約のために毎日自炊!」という目標を立てても上手くいった試しがありませんでした。
自炊には時間も手間もかかる上に、せっかく作った料理を食べるのは自分ひとり。。。一人暮らしの私には「自炊=ストレスの塊」でした。。。
今回皆さんにご紹介するのは「ストレスがあまりかからない方法」ですので、気軽に始める事が可能&長続き可能なはずです!!
ノンストレスで節約できる「固定費」についてまとめた記事があるので、ノンストレスでの節約方法にご興味のある方はこちらもどうぞ!
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参考固定費の削減で年間20万円を節約できた理由とコツを紹介
続きを見る
変動費:食費の節約(毎月24,000円の削減)
まず1つ目の節約方法としては食費の節約です。
節約前 | 節約後 | 差異 | |
朝食代 | 500円 | 100円 | 400円 |
昼食代 | 500円 | 500円 | 0円 |
夕食代 | 700円 | 300円 | 400円 |
合計 | 1700円 | 900円 | 800円 |
上記の表は私が節約をする前と後の食費を示した図です。
食費だけで「1日あたり800円の節約×30日=24,000円」の節約という事です。
朝食と夕食でそれぞれどのように節約をしたのか見てみましょう。
節約のコツ:米だけ炊く
まずは基本的に食事は「米だけ炊いて惣菜は店で購入」という形で節約をしました。
ポイントは「米だけ炊く」という点です。
米だけは自分で炊く
ちなみに朝食と夕食のレギュラーメニューは下記の表になります。
節約前 | 節約後 | |
朝食 | ・おにぎり2個 ・パン1個 ・お茶 ➡︎500円 | ・白米0.5合(炊く) ・納豆 ・ソーセージ(焼く) ・味噌汁(レトルト) ・麦茶 ➡︎100円 |
夕食 | ・弁当 ・お菓子 ➡︎700円 | ・白米 ・カレー(レトルト) ・サラダ(パック野菜) ➡︎400円 |
ひとり暮らしの際の私の献立に興味がある人がいるかは微妙ですが、参考に載せてみました。
とにかくポイントは「米だけ炊く」でして、惣菜は安い物を買ってきちゃいましょう。
それだけでも弁当を購入するより、1日800円ほど安く済みます。
1ヶ月間も継続すれば24,000円もの節約になりますので、小さな努力を積み上げるようにしましょう。
継続のコツ:ガチな炊飯器を購入して「炊く」ことのモチベーションを上げる
米を炊く事がポイントとは言っても、そもそも「米を炊く」ことが面倒ですよね。
そこでお勧めしたいのが「米を炊く」ことのモチベーションを上げる事です。
極端な話、お使いの炊飯器を買い換えて、めちゃくちゃ美味しいお米を炊ける環境にしたりするのもいいと思います。
あとは炊くお米を美味しい新米にしたりと、とにかく「お米を炊くモチベーションを上げる事」が大切です。
毎月24,000円の食費を下げるために、炊飯器を買い換えたりするのもいいかもしれません。
最強のパナソニック炊飯器はこちら
固定費①:格安SIMへの乗り換え(毎月6,000円の削減)
2つ目のお勧めな節約術としては格安SIMへの乗り換えによる通信費の削減です。
au | 格安SIM | 差異 | |
月額利用料 ※本体代含まず | 7,000円 | 980円 | 6,020円 |
年間の総支払金額 ※本体代含まず | 84,000円 | 11,760円 | 72,240円 |
本体料金(総額) | 2,000円×12ヶ月 | 24,000円 | 0円 |
データ容量 | 20GB | 3GB | 17GB |
電話 | 電話し放題 | 電話し放題 ※10分以内 | ー |
上記の表はauから格安SIMに乗り換えることで節約できた費用を示した表です。
簡単に説明すると格安SIMに乗り換えただけで毎月の利用料を6,020円も削減する事ができました。
データ容量とデータ通信速度がau時代よりも悪くなりましたが、それ以外の条件は変わっていません。
大手3社の通信会社は多大なる広告費と店舗の固定費で通信量が割高ですが、格安SIM各社は正直なところ品質は若干悪くなりますが割安で利用できますのでオススメです。
格安SIMへの乗り換えを後検討中の方は下記の記事を参考にしていただければと思います。
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参考iphoneにおすすめな格安SIM 3選【比較】
続きを見る
継続のコツ:格安SIMのデメリットを理解する
もう一度お伝えしますが「格安SIMのデメリットは通信速度が悪い」という事です。
これはほぼ全ての格安SIM企業にいえることでして、auから格安SIMに乗り換えた際にも感じました。(今は格安SIMの速度に慣れましたので、不便には感じません)
逆を言うと、このデメリットだけを受け入れる事ができれば格安SIMに乗り換えないてはありません。
Youtube等で気になる格安SIM企業で検索をすれば通信速度の検証動画が出てくるかと思いますので、是非確認した上で乗り換えるようにしてください。
固定費②:ジム➡︎自宅筋トレへ変更(毎月8,250円の削減)
固定費の削減の3つ目として「ジムの費用の削減」を実施しました。
もともと月額8250円のジムに契約をしていましたので、解約をする事で0円になりました。
削減前 | 削減後 | |
月額料金 | 8,250円 | 0円 |
年額料金 | 99,000円 | 0円 |
上記の表はジム費用の削減前と後の費用を示した表です。
元々年間99,000円もジムに費やしていましたので、解約をしただけで年間約10万円の削減をする事ができました。かなりでかいですよね。
ただ、運動量を減らしたり、ストレスを感じながら解約したわけではありません。
生活の質は落とさずにジムの解約を実現しましたので、どのような方法で解約まで至ったのかをご説明します。
節約のコツ:自宅で代用できないか検討する
私はジムで「ラン」をメインに使用していましたので、正直なところジムに行く「必要性」はありませんでした。
ただし「走るモチベーション」を保つためにジムに行っているような状況でした。
逆の言い方をすると「走るモチベーション」を保つ事ができれば、ジムに行かずに家の周りをランする事でも問題なかったんです。
結果、私が降した決断は「外ラン用の時計を購入してモチベーションを保つ」です。
かえって費用が必要でしたが、初期投資3万程度で済みますので長い目で見ればジムを辞めた方が完全に得をする選択です。
私が購入したモチベーション向上のアイテム
継続のコツ:月額支払いではなく都度払いに変えるイメージ
また、ジムを解約する時に決断を後押しする方法としては「やめるのは月額払いだけ」と考える事です。
言い換えると、行きたくなったら都度払いで2,000円程度を支払って通えばOKということです。
というのも、そもそも8,250円と言う価格が適正かどうか考え、ジムに行く頻度や利用する時間で「時間単位」でいくら支払っているのかを考えるとやめた方がベターであると私は判断したからです。
利用時間 | 実質の利用料金 | |
週あたりの利用日数 | 1日(土曜だけ) | 2,062円(/日) |
月あたりの利用日数 | 4日 | 8,250円(/月) |
上記の表は私がジムを利用していた時の利用日数と実質の利用料金を示した表です。
ジムを辞めるか悩んでいる時に情報を整理した結果、上記の表となりました。
私が通っていたジムは1日終日利用のみでも2,000円で利用可能なジムでしたので、4日しか利用しない私からしたら1日あたりに2,062円をかけており、「そもそも月額会員になる事で損をしていた」と言う状況だったのです。
私ほどの状況でなかったとしても、1日あたりいくらで利用しているのかを改めて確認することでジムをやめる最後の一押しができるかもしれませんのでオススメです。
固定費③:クレジットカードの見直し(年間15,400円の削減)
4つ目の節約方法としては「クレジットカードの見直し」を挙げました。
私自身クレジットカードの見直しによって年間15,400円の固定費を削減する事ができました。
節約前 | 節約後 | |
年会費 | 15,400円 | 0円 |
利用カード | ANA VISA GOLD | 楽天カード |
もともと海外出張が多いことからマイル特典が見込めるANA VISA GOLDを利用していましたが、年会費が高すぎるため解約をしました。
これだけで年間15,400円も削減する事ができます。
節約のコツ:年会費のかかるカードは年会費分の利益があるか書き出す
私のANA VISA GOLDは年に2回以上の海外出張があれば15,400円以上の利益を見込めるという大前提のもと契約をしました。
しかし、契約してから数年が経ち、部署の移動により海外出張の回数が激減してしまい、当時は海外出張が年に1回歩かないかの状況、つまり年会費以上の利益は見込めない状況でした。
このように「年会費」と「カードによる利益」を天秤にかけたときに利益が大きくなっているか確認する事が重要です。
時間が経つと契約時とは状況が変わり、利益の方が小さくなっている場合が考えられます。
年会費無料のカードでも優良なものがたくさんありますので、是非カードの見直しをお勧めします。
固定費④:エンタメコンテンツの見直し(年間22,460円の削減)
節約方法の最後の紹介は「エンタメコンテンツの見直し」です。
削減前 | 削減後 | 差異 | |
金額 | ・2,280円(/月) ➡︎27,360円(/年) | ➡︎4,900円(/年) | 22,460円 |
内容 | ・Amazonprime ・Netflix ・楽天ミュージック | ・Amazonprime | ・Netflix ・楽天ミュージック の解約 |
上記の表は私の節約前後のエンタメコンテンツへの課金額です。
私の場合は「エンタメコンテンツの削減」と「契約方法の見直し」の2つにより節約を実現しました。
エンタメコンテンツの削減について
もともと動画コンテンツに対して「Amazonprime」と「Netflix」を契約しており、音楽コンテンツには「Amazonprime」と「楽天ミュージック」を契約していました。
見直しの観点でいくと「それならAmazonprimeにまとめたほうがよいのでは?」と考えられたため、Netflixと楽天ミュージックはサクッと解約しました。
契約方法の見直しについて
Amazonprimeについても元々「月額払い」を選択していましたが、「年額払い」に変更しました。
月額 | 年額 | |
Amazonprime 月払いの会費 | 500円 | 6000円 |
Amazonprime 年払いの会費 | 408円 | 4900円 |
差額 | 92円 | 1,100円 |
上記の表はAmazonprimeの支払い方法別の利用料金を示しています。
Amazonprimeだけでなく、他のエンタメコンテンツでも利用料金をまとめて払うだけで得をする事が多いので、契約方法の見直しはお勧めです。
これまで私が実践してきたお勧め節約術をご紹介しましたが、次に「節約を継続させるための思考法」についてご紹介します。
節約を継続させるためのおすすめ思考法
次に紹介してきた節約方法を「継続」させるための考え方についてご紹介します。
継続させるための考え方
・固定費を下げるのが一番手っ取り早い方法
・貯金した後の余ったお金でやりくりする方法
・1ヶ月の間にいくら使ったのか理解して無駄遣いを防ぐ方法
それではそれぞれの詳細について確認してみましょう。
固定費を下げるのが一番手っ取り早い方法
節約を継続させるための1つ目の考え方は「固定費を下げる事を優先的に考える」です。
というのも固定費の削減であれば「継続させる」という意識自体が必要なく、一度意思入れさえしてしまえば、それ以降は何もしなくていいからです。
例えば上記のオススメ節約方法のジムの解約は1度解約さえしてしまえば、それ以降は「ジム代を節約する」と言う思考自体が要らなくなります。
このように、固定費を削減してしまえば継続した節約が不要となりますので、継続的な節約をする上で「固定費の削減」は欠かす事ができない考え方です。
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参考固定費の削減で年間20万円を節約できた理由とコツを紹介
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「貯金」した後の余ったお金でやりくりをする方法
私は節約志向になる前は「1ヶ月の生活で余ったお金を貯金」と言う方法を撮っていましたが、これでは全くたまりませんでした。
節約を継続させる方法としてお勧めしたい3つ目の方法は、この全く逆のパターンで「最初に貯金をして余ったお金でやりくりをする」というパターンです。
なぜなら、最初に貯金をする事で必ずお金は貯蓄されますし、「手元に残るお金が使えるお金」だと認識する事で自分の生活費を下げる事ができるため、この方法がお勧めです。
例えば手取り20万円で貯金が5万、家賃が6万で水道光熱費で2万、、、、残りが3万となった場合、嫌でも3万円でその月をやりくりしていかなければなりません。
このように嫌でも節約する状況を作り出してしまうのも考え方としては大切だと考えています。
1ヶ月の間に何にいくら使ったか理解して無駄遣いを防ぐ方法
節約を継続させるためにお勧めしたい考え方の3つ目は「1ヶ月のお金の使い道を把握して無駄遣いを防ぐ」という方法です。
回りくどい言い方はやめますが、これはmoneyforwardを利用して毎月の支払先・支払い金額を把握して無駄遣いを防ぐという方法です。
例えば食費1つをとっても「先月に比べて金額はどうだろう?」「目標金額3万円に対して今の金額はいくらだろう?」といった形で日が比較をする事が大切です。
目標値や先月値と比較をする事で、更なる節約が必要か?それとももう少し余裕を持って消費をする事が可能か?タイムリーに把握する事ができます。
moneyforwardではアプリをとるだけで、ほぼ全てのお金の流れを可視化してくれますのでお勧めです。
気になる方は下記の記事をご覧いただければと思います。
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参考我が家の家計管理方法~moneyforwardを使いこなす〜
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次に継続的な節約によって資産に余裕が出てきたらやるべき事をみておきましょう。
家計に余裕が出たらやるべきこと
これまでの節約術を駆使して継続をする事ができれば金銭面でも余裕が出てくるはずです。
余裕が出てきたさいにやるべきことを理解しておくようにしましょう。
資産を増やす事を考えるようにしましょう
資産にある程度余裕が出てきたら「資産運用」で将来の生活を豊かにするための投資をするようにしましょう。
というのも物価は毎年3%ずつ上昇を続けている一方、老後の年金は減る一方ですので、将来の資産は自分で形成する必要があります。
少なくとも物価上昇率3%よりも高い利率で運用をする事ができなければ、ご自身の資産は毎年目減りしていくことになります。
こうした状況を避けるためにも、資産運用を行うことで将来の生活を豊かにする努力をするようにしましょう。
100万円の資産のおすすめ投資先についてまとめた記事がありますので、これから資産運用を始めようか検討されている方は是非参考にしてみてください。
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参考【100万円で資産運用】初心者の方へおすすめしたい投資法はコレで決まり
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まとめ
これまで一人暮らしの社会人向けの節約術と継続の秘訣についてまとめてきました。
最後におさらいをしておきましょう。
おすすめ節約方5選
・変動費:食費の節約
・固定費①:格安SIMの乗り換え
・固定費②:ジム➡︎自宅筋トレへ変更
・固定費③:クレジットカードの見直し
・固定費④:エンタメコンテンツの見直し
節約を継続させる方法とは
・固定費を下げるのが一番手っ取り早い方法
・貯金した後の余ったお金でやりくりする方法
・1ヶ月の間にいくら使ったのか理解して無駄遣いを防ぐ方法
節約の次にやるべきこと
・資産運用で将来の生活を豊かにする努力をしよう
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