20代〜30代 NISA 教育費の準備

子供の教育資金900万円の内訳【NISAで準備可能】

子供の教育資金900万円の内訳【NISAで準備可能】

子供の教育資金900万円の内訳【NISAで準備可能】
子供の教育資金900万円の内訳【NISAで準備可能】

実は現在、嫁が妊娠中で春ごろに第一子が誕生予定です。嫁と産まれてくる子供についてたわいもない会話をしている中で、1つ疑問が、、、、

教育資金っていくら必要で、どう貯めるのが正解なの・・・?

私自身、わかっているようでわかっていませんでしたので、ここで改めて勉強し、一記事としてまとめることで皆様の参考になればと思います。

子供が産まれる前には資産形成計画を立てるべし。

子供が産まれる前には資産形成計画を立てるべし。
子供が産まれる前には資産形成計画を立てるべし。

結論からお伝えすると、高校大学の必要費用はつみたてNISAで準備をして、中学までの学費は児童手当、運転資金で適宜支払う。これに尽きます。

関連記事がありますので、是非参照してみてください。

【解説】NISA・つみたてNISAの違い

子供にどんな教育を受けさせるか

私も嫁も両親のおかげで大学まで卒業させてもらいました。二人とも私立大学卒です。

また、二人とも理系でしたので、4年間でかなりの学費がかかっていたはず、、、お互いの両親に感謝しかありません。

さて、産まれてくる子供にどういった教育を受けさせていくか、私は子供が選んだ道を応援してあげたいと考えていますそれがプロ野球選手なのか、医者なのか、パイロットなのか、Youtuberなのか、、、それが何であれ、子供が志す道ができたとすれば、全力でそのゴールへの道筋を支援してやりたいと考えています。

ただし、そうは言っても子供が将来の夢を持ち、具体的な話が進んでくるのは中学生ごろ〜大学生ごろだと考えています。

プロ野球選手等のプロフェッショナルはもっと幼い頃から夢として確立しているかもしれませんが、多くの一般人は受験や部活動などを通して中学生ごろから夢を持つものだと思います。

いつから貯金を始めるべきか

何が言いたいのかというと、教育に関して金銭的に不自由をさせないような暮らしをさせてやりたい、という私たち親の想いを実現するためには、子供が夢を持つ中学生ごろから資金を貯めるのではなく、子供が産まれる前から資金を貯めていく必要があるということです。

私は高校大学と私立に通わせてもらったため、少なくとも同じ教育を子供には受けさせてやりたいと考えています。欲を言えば、中学ごろから私立に通わせられるような資金形成をしてやりたいと思います。

大学進学率について

大学進学率について
大学進学率について

日本の大学進学率

現在の日本の大学進学率がどの程度か、文科省の公表している数値を確認すると、49.7%にも及びます。

さらに短大の進学率も含めると54.8%と過半数を超えるまでとなります。つまり、今の日本社会では2人に1人が短大・大学へと進学しているのです。

平成元年の数値を確認すると20%前後ですので、30年間で30%も増えています。今お腹の中にいる子供が大学に進学する18年後には、大学への進学率が更に増えているかもしれませんね。

【出典】文科省 報道発表 平成30年12月25日
平成30年度学校基本調査(確定値)の公表について

大学まで通わせるべき・・・?

大学に行くの100%正解というわけではないと思います。折角大学まで卒業したものの、会社には就職せずにバイトの方もいると思います。

その逆で中卒ではあるものの自分の会社を企業してバリバリ稼いでいる方もいらっしゃいます。

ただ、私は大学に進学することで、多くの友人と出会い、嫁とも出会うことができました。

在学中に経験したアルバイトでは初めて社会人と触れ合う中で、どんな会社で働くことが自分に適しているのか考えるきっかけにもなりました。大学では勉強を学ぶことが勿論第一ですが、4年間という期間に経験できた事は一生の財産であると考えています。

こうした経験から、子供が産まれてきたら、ぜひ、大学まで進学して欲しいと考えています。

小中高大の私立・公立の学費について

小中高大の私立・公立の学費について
小中高大の私立・公立の学費について

さて、これまで大学にいかせたい!早く貯金すべきだ!等々好き勝手に述べてきましたが、果たして教育資金としていくらためればいいのか、本題を確認してみましょう。

大学卒業まで最低863万円が必要

下記表を確認すると子供がどの教育を受ける事でそれぞれ教育費がいくらかかるのかが確認することができます。

幼稚園から大学まですべて公立に通ったとしても総額863万円も必要です。親としては心が折れそうになる金額が並んでいます。。。

出典】
※幼稚園・小学校・中学校・高校の金額・・・学校種別の学習費総額(学校教育費、学校給食費、学校外活動費の合計)【文部科学省「平成28年度 子供の学習費調査」】をもとに算出。高校は全日制の金額。
※大学の金額・・・[国立] 入学金、授業料【国立大学等の授業料その他の費用に関する省令】[私立] 入学金、授業料、施設設備費、実験実習料、その他【文部科学省「私立大学等の平成29年度入学者に係る学生納付金等調査結果」】[国立・私立共通] その他の学校納付金、修学費、課外活動費、通学費の合計(昼間部)【独立行政法人日本学生支援機構「平成28年度学生生活調査」】をもとに算出。

高校・大学必要経費だけ準備すれば問題ない

上記表にて最低でも863万円の教育資金が必要だということがわかりましたが、果たしてそれが”準備すべき資金か”というと異なります。

なぜなら、中学までは運転資金で賄うことができるから、です。

まず前提として、よほどのことがない限り中学までは公立に進むのが私の中での常識です。。。小中で私立に通うのは裕福層だと認識しています。

中学まで公立に通ったと仮定して必要資金を確認すると、合計406万円(幼稚園:70万円、小学校:193万円、中学校:143万円)となります。

中学卒業までの15年間で406万円、つまり1年あたり約27万円(406万円÷15年)必要ということになります。これを月換算すると約2万円(27万円÷12ヶ月)となり、月々2万円の出費というイメージです。

児童手当が中学卒業までは1万円〜1.5万円支給されますので、実質の出費は月々1万円程となります。これなら毎月の運転資金で賄えると思いませんか??

このことから、中学卒業までの毎月の教育資金は運転資金で賄い、中学卒業までの15年間で、高校・大学の必要資金の922万円(私立高校:312万円、私立理系大学:610万円)を貯蓄すれば良いのではないかと考えています。

また、入学金や入試以外の費用は高校大学在学中に支払えれば問題ないので、実質は大学卒業までの22年間で922万円の高校・大学の必要資金を貯蓄できれば問題ないと考えています。

ちなみに私は922万円の資金をつみたてNISAで賄う計画です。興味があれば参考記事をご覧ください。

【解説】NISA・つみたてNISAの違い

【解説】NISA・つみたてNISAの違い

習い事やその他の必要資金が出てくることで計画通りに行くとは思えませんが、まずはこの考え方を持って我が子の教育資金を貯めていきたいと思います。

皆様のお子様への資産形成の考えの助けとなれればと思います。

  • この記事を書いた人

kasa

アラサー男|息子たち誕生➡︎教育費(1400万)に不安絶頂➡︎資産運用がんばる➡︎息子氏てんかん診断➡︎家族一致団結で乗り越えるぞぉぉぉ!!!|パパママさん一緒に頑張ろう |同じように難しい病と闘う本人とそのご家族の皆様と繋がれますように

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