【初心者向け投資法】株を買うタイミングを見極める【恐怖指数×バフェット指数】
こんにちは。kasaです。
コロナウイルスの影響が起因して世界的に株価が暴落し始めました。
そこで先日に下記のツイートをしました。
19日時点での米国株まとめ #NYダウ 平均:19,898.92 前日比−1,338.46 (6.30%) ▶︎下落 #恐怖指数 :76.45 前日比+0.54 (0.71%) ▶︎下落継続(横ばい) 恐怖指数の高さからさらなる大幅な下落もあると見込んでいます。 今は「ステイ」ですね #ブログ書け #資産運用
株価の暴落が始まってから、ほぼ毎日「NYダウ平均」と「恐怖指数」の値をもとに株価の買い時を見極めています。
今後の株価の予想方法は全く難しくありません。
※当然、予想した内容と実際の値動きが一致しないことも多々ありますので、投資自体は自己責任でお願いしますね。
ただし、値動きが一致しなかったとしても、現在のマーケットの状況からこれからの値動きを「裏付けをもとに予測できる人」と「予測できない人」では大きな差です。
今回は「予測できる人」になる為に私が実施している算出方法について紹介させてもらいます。
オススメの購入タイミングを見極める方法
結論「バフェット指数:低」×「恐怖指数:低」時に買いがベストです。
バフェット指数で今の価格が安いかどうかを見極め、バフェット指数で株の変動をみるイメージです。
①現在の価格が基準値より高いか低いか確認
まずは現在の価格が「高いのか」「安いのか」をバフェット指数を用いて確認します。
バフェット指数を確認してみよう
まずはじめに、バフェット指数を用いて現在の株価が安いのかどうかを確認します。
バフェット指数とは「期待値」が「実体値」に対してどう言う状況かを確認するツールのことを指します。
計算方法は
バフェット指数:株式市場の時価総額÷その国の時価総額×100
で算出することができます。
これは
- 株価の時価総額とGDPの値がおおよそ一致するということ
- GDPが実体値なのに対し、株価は期待値である
ということから「期待値」が「実体値」に対してどう言う状況かを確認することができるのがバフェット指数となります。
バフェット指数についてまとめた記事がありますので、詳細を気になる方は確認してみてください。
基準値は100:現在の値は?
バフェット指数の確認方法として、上記の計算方法で算出された数値が100以上か100未満か判断する方法があります。
基準値100より高い場合、基準値より高いから「割高である」と判断ができます。
一方、基準値の100未満の場合、基準値より低いから「割安である」と判断することができます。
100以上:基準値より高いため下がるのを待ってから買おう
上記の計算方法によって算出されたデータが100以上の場合、基準値より高いと判断することができます。
基準値より高いということは現在の株価は「割高である」と言い換えることもできますね。
この場合、基準値以下になるまで売買を行わず、100未満になった場合は購入といった形にするのがいいかもしれませんね。
100未満:基準値より安いため今が買い時
こちらも上記の計算方法によって算出されたデータになります。
こちらの値が100未満の場合、基準値より安い状況であると判断できます。
つまり、基準値より安い状況で株価購入できるわけですから、こちらの値が低ければ低いほど「株べきである」銘柄であるとも言い換えることができます。
②現在の投資家の心境から値動きを予測
恐怖指数により、株価の心境を読み解くことができます。
恐怖指数(VIX)を確認してみよう
結論「現在の株価に投資家がどんな心理状態でいるか」を表した指標です。
英語でVolatility Indexと表され、略してVIXといわれます。
恐怖指数と株式相場は逆の相関関係にあり、恐怖指数が高いほど株式市場は暴落傾向があります。
株価の暴落している状況からすると、恐怖指数が落ち着けば株価の暴落も落ち着くと考えることができます。
恐怖指数とは、S&P500のボラティリティ指数を指していますので、米国の主要500社の値動きが激しいかどうかが見えるツールと言い換えることもできます。
恐怖指数(VIX)については以前まとめた記事がありますので、よろしければ参考にしてみてください。
基準値は20:現在の値は?
恐怖指数(VIX)の確認方法として、基準値20に対して値が高いか低いかで判断することができます。
基準値20であれば平常運行・いつも通りと考えて良いです。
しかし、基準値20以上の値の場合は「株価の値動きが活発である」=「投資家は不安心理を抱えている」と言い換えることができます。
一方、基準値20未満の場合は「株価の値動きは落ち着いている」=「投資家は不安心理を抱えていない」と言い換えることができます。
20以上:株価はまだ変動しそう
恐怖指数が20以上の場合、投資家は不安心理を抱えている状態ですので、まだ株価の変動は続きます。
そのため、恐怖指数が20以上の場合は「ステイ」を貫き、売買は行わないほうが良さそうです。
20未満:株価はしばらく安定
恐怖指数が20未満の場合は、投資家は不安心理を抱えずに株価も安定した状態が継続しそうです。
そのため、株価が買い時であれば早急に購入したほうが良いですね
逆に株価が買い時ではなく恐怖指数だけ20未満の場合は株価は買い時ではありません。
③①と②の結果から買うべきか考えてみる
①と②のの情報をもとに4つのパターンを作成してみました。
パターン①「バフェット値:高」&「恐怖指数:低」
オススメ度★☆☆☆☆
この場合は、今は株価の購入は控えましょう。
なぜなら
- バフェット指数が高いことで「基準値に比べて株価が割高であること」が確認できること
- 恐怖指数が低いことから「割高の値段で株価が滞留してしまう」の可能性があるから。
となります。
パターン②「バフェット値:高」&「恐怖指数:高」
オススメ度★★☆☆☆
この場合もできれば株の購入は控えましょう。
というのも、
- バフェット値が高い段階で対象国には投資はしたくない
- 恐怖指数が高いことか良くも悪くも値動きに注視が必要
という点が重なっているからです。
恐怖指数の高さで株価が良い方に動いてくれれば良いのですが、悪い方に行くことを考えると、進んでお勧めできる状態ではありません。
パターン③「バフェット値:低」&「恐怖指数:高」
オススメ度★★★☆☆
この状態は上記2パターンに比べると比にならないほどお勧めしたいです。
というのも「バフェット指数:低」の段階で、株価が割安である確証が取れているからです。
恐怖指数が高い為、悪く転んだ場合は株価が更に安値を出す可能性はあります。
ただし、長期投資で考えた際に現在「バフェット指数;低」という状況で投資を行い、長いスパンでインカムゲインで収益を上げられれば◎だと思います。
パターン④「バフェット値:低」&「恐怖指数:低」
オススメ度★★★★★
これは「今すぐに株を買いましょう」とお勧めできるパターンになります。
やはり
- 「バフェット指数:低」の時点で安値で株を購入できることが把握可能
- 「恐怖指数:低」より、株価は安定していることを把握可能
の2点がお勧めしたくなるポイントとなります。
現在のコロナ影響で株価が爆下がりしている状況を踏まえると、この恐怖指数が落ち着くタイミングまでは「ステイ」として待つことがアンパイな方法かもしれません。
まとめ
今回は「恐怖指数」と「バフェット指数」を用いて今後の株価の変動を予測すると言う記事を作成してみました。
資産運用の実績はその時の運による要素も大きいですが、投資先の特性を理解することで「負けにくい投資」を目指していきましょう。
今回の記事が皆様にとって有益なものとなれば幸いです。