サラリーマンが直面するリスク、見て見ぬふりはもうやめよう。(SWOT分析)
こんにちは。kasaです。
私は共働きのアラサー男です。学生の時に知り合った妻と結婚し、1歳ちょっとになる息子と3人で暮らしています。年間250万円を投資に突っ込みながら、いまのストレスフルなサラリーマン生活と一刻も早くおさらばるすために、日々の支出最適化と投資リターンの最大化に取り組んでいます。
ちなみに数年前にフルローンでマイホームを購入、借金を返しながらも10年後に資産5000万円、サイドFIREを目標にしています!!
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参考頭金なし貯金なしでマイホームを購入したら大満足した話【20代×4500万】
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サラリーマンってリスクだらけだと思いません?
そんな私は大学を卒業してからサラリーマンとして働き始め、今日に至るまでせこせこと働き詰めの毎日を送っています。
そんな私が最近感じるのは”FIREを目論んで10年で退職するのがベストだけど、今の待遇をキープしたまま10年後まで働くことってできるのか・・・?”ということです。終身雇用は幻として消え去り、年功序列だって薄れてきている状態で、10年後までこのまま働けるのか?すらリスクがあると感じています。
特に我が家は共働きで息子もおり、マイホームまで購入しています。
今回はFIREの大先輩かずきび様から下記コメントを頂戴したことで、ちゃんと考えないとな・・・と火がつきまとめてみることにしました。
kasa様、はじめまして。
アラフィフのフリーランスのかずきびと申します。
週3日だけ働く生活(セミリタイア)をしています。貴ブログ、拝見させていただきました。
とても分かりやすくて綺麗なブログですね。
アラサーでマイホーム購入、投資・節約。
とても長期的な視点をもっているなぁと感じました。
共感するところがすごく多かったです。昔、私も会社員でしたが、仕事で精神疾患となり、フリーの道を選択しました。
病気等で働けなくなるリスクも結構厳しいですよ…。
SWOT分析で可視化してみることにした。
SWOT分析とはビジネスや個人の今後の展望を考える際に、外部環境と内部環境について整理をしながら今後の戦略や、課題を洗い出す時に使う手法です。
前に研修で同期イチ優秀なやつがこれを使って分析をしているのを見て、それ以来たまに使うようにしています。笑
優秀なヒトって、この手の分析手法とかやたらと知ってますよね・・・どこから仕入れてくるんや。。。
ココがポイント
「S:強み、W:弱み、O:機会、T:脅威」で自らの状態を評価する手法
SWOTとはそれぞれ下記4つの単語の頭文字を拾ったものをつなげた略語になります。
SWOTとは?
- Strength(強み)
- Weakness(弱み)
- Opportunity(機会)
- Threat(脅威)
上記の図の上側が内部環境、下側が外部環境と分かれ、さらに左右の左側がプラス要因、右側がマイナス要因となっています。今回の検証では特に右側のマイナス要因にフォーカスしてみようと思います。
SWOT分析を行う上では”外部環境”から埋めていくことが推奨されています。外部環境に起因して内部環境の状態が左右されることが多々あるため、外部環境から埋めていくことが推奨されています。
ですので、今回も外部環境から見ていきます!
ちなみに私のスペック
今回の検証をするにあたり、一応私のスペックも気になる方もいると思うので再喝しておきます。
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参考自己紹介
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年齢
アラサーです。ギリギリ手前です。
家族構成
1歳ちょっとになる息子と妻との3人暮らしです。
学歴
理系の大卒です。いや〜大学まで出してくれた親には感謝です。
息子も大学に行く意思があるのであれば、金銭面では困らせたくないと思っています。
勤め先について
東証一部上場企業のメーカー系ですね。
サラリーマンの私が直面するリスクを分析してみた
O:Opportunity(機会)
外部環境における”Opportunity(機会)”です。
サラリーマン(メーカー勤務)における今後の機会としては、東南アジアやBRICSに代表される先進国以外の成長が考えられると思います。日本以外の国が発展し、自社の製品の販売機会が拡大すれば自社によっても好機会が訪れるはずですよね。
あとは環境問題に対してどう取り組むのか?という観点も必要かもしれません。
SDGsなんて言葉もよく耳にするようになりましたが、本業のモノのクオリティや価格だけでなく”環境目線でどうなのか?”という観点も必要ということです。つまり、これまで製品を作る上での製造コストは安ければ安いほど良いとされていましたが、それと同じように”環境に良い生産工程になっているか”が重視されるということです。
環境はもちろん大切だとは思いますが、企業にとってはリスクとして考えてもいいと思っています。1万円で売れていたものが環境を意識した結果、製造コストが上がって1万1千円にせざるを得ないなんて状況も出てくるはずです。
ココに注意
❷環境配慮が必要=利益率の低下→給料の低下につながる可能性
T:Threat(脅威)
2つ目はThreat(脅威)です。
生産効率の高い外国メーカーの参入や、自動車でいけば日系メーカーが得意なガソリン・ハイブリット車から、日系メーカーが不得意な電気自動車への変化あたりも挙げられるかと思います。
特に2つ目の電気自動車への変化については、トヨタの豊田章男社長も”電気自動車を走らせるための電気を火力発電で賄っており、結果的には電気自動車よりハイブリット車の方がCo2排出量が少なく環境に良い。環境に悪い電気自動車を普及させる前に発電方法から見直す必要があるのでは?”といったことを仰っていましたよね。(記憶を頼りに書いているので、間違いがあればごめんなさい。。。)
各国の思惑としては自国の産業を最優先したいわけですから、他国からの輸入車なんて買いたくないわけです。
とはいっても日本車の関税を爆上げするぜ!なんてことは言えないわけで、日系自動車メーカーが出遅れている電気自動車を普及させることで、他国の自国産業を伸ばす意図があるのでは・・・なんてことも言われています。
ココに注意
S:Strength(強み)
3つ目はサラリーマンとしての強みですね。
やっぱりなんといっても強みはよほどヘマをしない限りは基本的にはクビにならないということだと思っています。企業によると思いますが、うちの会社では仕事ができない人ほど簡単で責任のない仕事を任され、ただ昇給はしっかりさせる。という素晴らしい環境が整っています。
これって日系企業あるあるかもしれませんが、仕事ができる人が損をする構図になってますよね。笑
W:Weakness(弱み)
最後はサラリーマンとしての”弱み”ですね。
真っ先に思い浮かんだのは”転勤・海外赴任”ですね。特に我が家は転勤してしまった場合、妻が会社を辞めなくてはならないので、その分世帯年収が下がることになってしまいます。。。それに息子も天候が必要になってしまいます。
そもそもですが、妻にも人生がありキャリアがあるわけで、旦那の都合で会社を辞めなくてはならない・・・が事実となってしまった場合、妻に申し訳ない気持ちが大きくなると思っています。
単身赴任よりは家族帯同がいいですが、やっぱり転勤も海外赴任もないのが一番ですよね〜。
ココに注意
所感
今回はサラリーマンとして働くことのリスクについてまとめてみました。
やっぱり転勤や海外赴任、給料が今のまま維持される保証がない等々、一生安泰なんてサラリーマン生活は存在しないことが改めてわかりました。このリスクがあることがわかった今、転勤や海外赴任をしないためには何が必要なのか・・・給料を上げるためには何が必要なのか・・・と考える必要があることも改めてわかりました。
10年後のFIREを目指すことが第一ですが、その間の10年間も本気でサラリーマンをやり続けたいと思います。