【比較】マイホームvs賃貸〜4500万円で中古戸建を購入〜
こんにちは。kasaです。
関東主要駅から徒歩10分程度の土地に中古戸建を購入して約1年が経ちましたが、住み心地も最高で、夫婦共々満足しています。
先日に下記のツイートをしました。
4500万円の中古戸建を28歳で買いました ・マンションは手狭 ・夫婦共々 実家は戸建 ・子供にも残せる土地が魅力 ・月々の賃貸の支払いが馬鹿らしい ・子供に地元の友達を大切にしてほしい これが私たち夫婦の決断の理由です 二人で決断した答えなので後悔もゼロ #ブログ書け #マイホーム
28歳でマイホームを購入することに対して周りからは厳しい意見もいただきましたが、二人で話し合った結果マイホームの購入を決断しました。
マイホームの購入に至った経緯やその時の思いについて今回はまとめてみることにしました。
この記事がマイホーム購入で悩まれている方にとって有益なものとなれば幸いです。
マイホーム購入と一生賃貸どちらがいいのか
持家と賃貸、トータルで考えた時にどちらがお得かは様々な場面で話題にあがる内容だと思います。
私自身、4000万円で中古戸建を購入し、500万円でリフォームを行いましたが、購入するにあたっては、老後まで賃貸で過ごすかマイホームを手に入れるのかで本当に悩みました。
結局は個人個人の考え方によってどちらを選択するかは自由ですし、どちらを選択すべきかも人それぞれによって異なります。
私がマイホームを購入するにあたって重視した点をまとめることで、同じような悩みを持つ方の助けになればと思います。
どちらがいいのか:人によって答えは異なる
どちらがいいのかという記事でありながら「答えは異なります」という結論で申し訳ありません。。。
ただし、これが本音です。
私のスペックを振り返ってみます。
2019年現在でアラサー、メーカー勤務の既婚者(共働き)で引越しを伴う転勤の可能性は有り、海外転勤の可能性もあります。
自己紹介の詳細については下記の記事をご確認ください。
マイホームに定住できるかもわからないこのような状態で、なぜマイホーム購入(戸建中古)に至ったのか・・・
それは子供に対しての想いにあるというのが率直な意見です。
私たちは子供を第一に考えた結果、マイホーム購入という選択を選んだ
戸建に決めた具体的な理由としては
- マンションは手狭であること
- 夫婦共々 実家は戸建であること
- 子供にも残せる土地が魅力であったこと
- 月々の賃貸の支払いが馬鹿らしいと感じたこと
- 子供に地元の友達を大切にしてほしいと考えたこと
の5点が主な理由です。
正直、皆さんからすると”具体的な数値もないし、どうして戸建にしたのかわからない・・・”というのが率直な意見だと思います。
ただ、それが本音だと思いますし、私もその通りだと思います。
数字を並べて戸建と賃貸の比較は行いましたが、前提条件を変えていくとどちらを選択すべきかも変わってきます。
今後の将来について考える中で前提条件は作ることができますが、必ずしも前提条件通りになることなどあり得ません。
戸建と賃貸を比較して明確な答えはない
つまり、戸建と賃貸どちらを選択すれば絶対に損はしない!と言い切る事は出来ないのです。
ただ、そうした未来がわからない条件の中で、何かしらを取捨選択し、戸建と賃貸を選ばなければなりません。
双方のメリット・デメリットをまずは考えていきましょう。
持家を購入するにあたって私が考えたこと
マイホーム購入と一生賃貸での金銭的な違いを比較
私がマイホームを購入するために考えた前提条件に則り、マイホーム購入と賃貸を続けた場合の金額面での差を見てみましょう。
マイホーム購入をした場合に必要なお金
- マイホーム金額:4500万円
- マイホーム修繕費:100万円(1回/10年)
- 購入タイミング:28歳
- ローン年数:35年(62歳で完済)
一生賃貸に住む場合に必要なカネ
- 賃貸料:10万円(28歳〜62歳)→7万円(63歳〜)
- 更新日:1ヶ月分の賃貸料(1回/2年)
- 引越し:20万円(1回/10年)
28歳〜62歳で必要な費用の差異を比較
28歳〜62歳の期間についてはマイホーム購入の方が割高になっています。これはマイホーム購入資金が大きく、修繕費もかかってくることから賃貸で住む場合に比べて自分で賄う費用が多いことが要因になっています。
63歳〜で必要な費用の差異を比較
63歳〜の費用についてはマイホームでは返済費用を完済しており、修繕積立金のみが必要になってきます。一方、賃貸の場合は相変わらず賃貸費用が必要なため、継続的に賃貸費が必要になってきます。ローン完済前後でマイホーム購入の場合と賃貸の場合とで必要資金が変わってくることがわかります。
【まとめ】28歳〜90歳までの必要資金を比較してみる
結論から申しますと、マイホームを購入した方が900万円ほど安くすみます。私の場合は、これに加え土地代2500万円が資産として残ることが前提としたため、戸建を購入することで合計で3400万円安く住むと考えて、マイホーム購入に至りました。
立地を最優先して「資産価値」を比較
私はマイホーム購入にあたり”資産価値”という考え方をしました。
資産価値として考えた際に、もっとも重要になってくるのは”立地”でした。
マンションを買うにしても戸建を買うにしても、立地によって差が大きく出ていることがわかったためです。
駅から徒歩圏内であれば資産価値が安定
駅前徒歩5分圏内のマンションなら、築年数が30年程経っていても、購入時の値からほぼ値崩れもせずに中古マンションとして売りに出ている物を多く見かけました。
一方、徒歩圏内ではないと築年数は浅くとも、中古というだけで値下がりを大きくしてしまいます。
また、どの駅が最寄りなのかも資産価値を左右する大きな要因となります。
最寄駅が主要都市の主要駅であれば資産価値は落ちにくい
関東主要都市の駅が最寄りであれば、徒歩圏内でなくとも自転車圏内であれば資産価値は落ちにくくなり、徒歩圏内であれば場合によっては資産価値も上がることもあるようです。
私が見学に行ったマンション(主要都市自転車圏内、築5年ほど)は、新築の売値に比べ20%ほど値上がりした状態で中古で売りに出されていました。
このことから、私はマイホームを購入する際に何よりも”立地”をメインに考えていくことにしました。
私たちのマイホームの条件は主要都市の主要駅で徒歩圏内
私がマイホーム購入にあたって設定したメインの条件は下記2つになります。
- 関東・主要都市の主要駅が最寄り駅であること
- 徒歩圏内(10分以内)もしくは、自転車圏内(20分以内)であること
正直なところ、この条件で探すと結構絞られてきてしまうのが本音です。
戸建・マンションの選択は考え方による
前項にて設定した条件でマイホームを検討しましたが、そうなると他の条件がどんどんと削られていきます。
私たちには注文住宅は無理ゲーだった
まずはじめに消された条件は”ハウスメーカーでの注文住宅”です。
やはりマイホームといえば注文住宅と考えていましたが、立地の条件を考えると厳しいものがありました。
土地で2500万円、注文住宅で3500万円と考えると、合計6000万円はかかる計算になります。
注文住宅も安いメーカーにすることも考えましたが、我々の性格上、何をするにしても凝ってしまうため、全てを自分たちで設定することができる注文住宅メーカーではどのみち高くなることが予想されました。
5000万円以内では収めないと、家系が破産してしまいます。。。。
マンションは「広さ」の観点で選択肢から消去
次に消された条件は”マンション”です。
せっかくマンションに住むなら駅近がいい!ということで、とにかく駅から近いマンションを中心に探していました。
しかし、どの主要駅をみても、駅近マンション(徒歩5分)はやはり高い。
新築では5000万円以上するものが大多数でした。
マンションでは修繕積立費や駐車場代が毎月の必要費用に乗ってきますので、現実的ではありませんでした。
中古でもほぼ値下がりはしませんので、駅近マンションは我々の選択肢から消えていきました。
また、駅から遠いマンションについては、駅から遠いマンションなんてマンションであるメリットがない!ということで選択肢から消えていきました。。。
残った選択肢は「建売物件」と「中古戸建」の2択
結果的に、マンションが選択肢から消え、注文住宅も選択肢から消えたことで、”建売新築”もしくは”中古住宅”で探すことにしました。
立地で希望の場所である上に、”建売新築”と”中古住宅”に絞ってみると、選択肢が片手に絞られるほどの物件数になりました。
結果的に、金額的にもムリをしなくて良い中古住宅に決定しました。
28歳という若さでフルローンでマイホームを購入した理由
28歳で購入した理由はズバリ”子供のため”です。
地元の友達を大切にして欲しい
まだ妊娠をしているわけではありませんが、産まれてくる子供には”地元の友達”をたくさん作って欲しいと私たち夫婦は考えています。
これは夫婦ともに、今でも地元の友達と親交が続いており、それはお互いに学区が変わる引越しをしていないことが大きな要因だと考えたからです。
早くでマイホームを購入することで、これから産まれてくるであろう子供達には地元の友達と長く付き合い、一生の友人を作って欲しいと考えたのです。
賃貸の毎月の支払いが資産にはならない点
また、私たち夫婦の性格上、”ムダ”がとにかく嫌いです。要はケチなのです。。。
よく言われることですが、賃貸に住むということは、毎月の賃貸料金は大家さんに吸収され、私たちの手元には何も残りません。
一方、マイホームを購入すれば、毎月の支払いは自分たちのマイホーム返済金であり、これはムダではなく、資産形成費と呼ぶことができると考えました。
どの道マイホームを買うなら早いうちがいい
住宅購入費はこれからの将来下がっていくとの見方もありますが、毎月の賃貸費で支払う必要があるムダを早く辞めたい!という思いで28歳という若さでマイホームを購入しました。
まとめ
いろいろと述べてまいりましたが、結論としてはやはり”人それぞれ異なる”と思います。
今回は私がマイホーム購入に考えた様々な条件を書いてきましたが、これが皆様の選択の一助となればと思います。
他にも質問などありましたら、ぜひコメントをよろしくお願いします。