資産運用は株式投資・投資信託から始めるべき理由【初心者向け】
こんにちは。kasaです。
かれこれ資産運用を始めてから2年が経ちましたが、会社の同僚から資産運用って何から始めれば良いのか?という質問を受けることが多くなりました。
さて先日に下記のツイートをしました。
資産運用を始めるか悩んでいる方へ ・資産運用には様々な運用方法が存在 ・収入や資産状況によって選ぶ必要がある ・初心者に優しいのは投資信託・株 ・短期的なリターンは求めてはいけない 初心者はこの4つを理解できれば問題無し 次に必要なのは「行動」ですね #ブログ書け #資産運用
結論「株式投資」「投資信託」から選べば問題ないです。
ただし一定のリターンの恩恵を得る可能性がある一方で、元本割れとなるリスクも抱えていることには注意が必要です。
今回は初めて資産運用を始める方向けに、初心者にはどうして「株式投資」「投資信託」をオススメするのかを解説していきます。
初めての資産運用ですのでメリットだけではなくデメリットも理解した上で投資を始めるようにしましょう。
資産運用の種類を理解した上で株を始めよう
資産運用には大きく4つの投資の種類が存在します。
それは
- 株式投資
- 投資信託
- 債権
- 不動産投資
の4種類です。
それぞれに強み・弱みを持っていますんどえ、特性を理解した上で投資ができれば脱初心者です。
まずはそれぞれの強み・弱みについて見ていきましょう。
株式投資には2種類の利益が存在
5万円程度から始められる投資
株式投資は名前の通り、企業の株を購入して運用していく投資方法です。
株価によって最小の投資単位はことなりますが、5万円程度あればスタートすることができます。
私が資産運用について知識が乏しい時は株式投資をちょっと誤解していました。
「株価が安い時に買って高い時に売る」➡︎これにより利益を得ることが株式投資だ。
とちょっと誤解していました。
それも一種の株式投資ですが、実は株式投資にはもう1つ利益を得る方法がありますからね。
キャピタルゲイン〜買値と売値の差で利益を得る〜
株式投資で得られる利益の1つ目がキャピタルゲインです。
「安値で購入して高値で売る」ことによって得られる利益のことを指します。
ただこれはかなり上級者でないとうまくいかない投資方法です。
というのも「今が安値か高値かわからない」というのが初心者の心理だからです、初心者というより投資家全体にそう言えると思います。
こちらの図は初心者がやりがちな「あと少しで大きな利益を得られるのに損切りしてしまった図」です。
上述した通り、一般的な投資家からすると今の株価が安いのか高いのかなんて判断することはかなり難しいです。
上記の通りあと少しで利益が出るかなんてわかりません。
ということから、キャピタルゲイン目当ての投資はかなり上級者向けてすので、初心者の方はキャピタルゲインを目指すことは二の次にした方がいいと思います。
キャピタルゲインが初心者向けでないのにもかかわらず、なぜ株式投資が初心者向けなのか?それは次のインカムゲインに秘密があります。
インカムゲイン〜株を持っているだけで得られる〜
株式投資によって得られる利益の2つ目がインカムゲインです。
初心者はこのインカムゲイン狙いで株を始めることをお勧めします。
これは「配当金」や「株主優待」によって得られる利益のことで、株を保有しているだけで定期的に得ることができます。
つまり「ほったらかし投資」できるということです。
インカムゲイン目当てならほったらかしで良い点が初心者向けである点ですね。
株の価格に対して得られる配当金の利率のことを「配当利回り」と呼び、この利回りが高いほどインカムゲインのメリットが大きいということになります。
配当利回り(%)= 1株当たり予想配当金 ÷ 株価 × 100
企業の業績によって配当金は上下しますし、配当金がなくなってしまうこともあります。
配当利回りについては株価にも左右されますので当然上下してきます。
そのため、インカムゲインで大切なのは「配当金が年々上がり調子」「株価が安いタイミング」で株を購入することですね。
投資信託はプロに任せっきりで良いのがメリット
2つ目の資産運用ツールとして投資信託を説明したいと思います。
投資信託はファンドへ手数料を払う代わりに、資産運用のプロたちに運用をしてもらえる金融商品です。
つまり株式投資と同様「ほったらかし投資」ができます。
証券会社にもよりますが、投資信託は「100円」から投資をすることができます。
また、投資先の商品を「リスクを承知の攻め型」にするのか「リスクを最小限に守り型」でいくのかを選ぶことができますので、自分にあった投資信託選びをしましょう。
投資信託はほったらかし投資で問題無し
投資信託の最大のメリットは運用をプロが行なってくれる点です。
基本はコツコツ積立を行なっていくのが投資信託となりますので、ファンドが運用をしてくれている状況で評価額が上下することはありますが、その価格にかかわらずコツコツ積み立てていきましょう。
プロが我々の希望にあった「攻め」か「守り」の投資を進めてくれますので、我々はプロを信じて積み立てていくのみです。
やめ時が難しい商品でもあるので、目標金額と目標期間だけ最初に決めておきましょうね。
債権は保証された投資
債権は1万円から購入できる投資商品です。
債権は企業や国の負債(借金)という扱いになりますので、企業や国は債権を購入したタイミングの条件に則り「元本の返済」「利子の支払い」といった義務が生じます。
一方、株式投資においてはこうした義務は生じませんので、債権と株の大きな違いは「保証の有無」となります。
ただし保証がある分、債権に高い利率は望めません。
余剰資金で元本割れは避けて利率を出したいという方向けの商品です。
不動産投資は良いとこ取りの投資
不動産投資を一言で表すなら「ミドルリスク・ミドルリターン」です。
ただし、なんといっても初期投資費用が抜群に高いです。
マンションの1部屋に投資を行うにしても数千万円は必要になりますし、他の投資のように数万円から始めることはできません。
ただし、初期投資さえしてしまえば安定した収益が見込めるのが不動産投資のメリットです。
「物件や土地」という目に見える資産が残る点もメリットとなります。
私も戸建を購入する際は「不動産投資」の観点で資産が残る「土地」に重きを置いて物件探しをしました。
あなたの収入・資産状況によって運用の種類を選ぼう
4つの資産運用の商品を説明しましたが、あなたの収入や資産状況を見極めた上で投資先を選ぶことが重要です。
少額から始められるのは株式投資か投資信託
投資初心者の方には株式投資か投資信託をお勧めします。
この2つをオススメする理由としては
- ある程度のリスクの代わりにリターンを受けることができる
- 少額から投資を始めることができる
- ほったらかし投資ができる
の3点です。
「少額で投資が可能」「ほったらかし投資」「ある程度のリターンを期待」できますので投資初心者でも、投資を学びながら始められる点がお勧めポイントです。
まとまったお金がある人は不動産投資がオススメ
ただし、まとまった現金がある方は不動産投資をお勧めします。
不動産金額は上がりきっていると言われることが多いですが、人気の土地であれば一定の需要は存在するはずです。
大企業の工場の近隣や都内の一等地など、今後も需要が続きそうなところであれば不動産投資はありだと思います。
私がまとまったお金を持っていたとするならば、駅徒歩5分圏内の1Kアパートを探しますね。
1人くらし用の便利な立地であれば需要は続くはずです。
資産運用を始める上で意識しなくてはいけないこと
ほったらかし投資ができる「株式投資」と「投資信託」を初心者の方におすすめしましたが、意識しておくべきことが3つあります。
それは
- 分散させることを意識
- 長期的な視点で利益を出すことを意識
- 損をすることもあることを意識
の3点です。
それぞれについてみてみましょう。
①「分散」させる事を意識
分散とはいっても実は3つの観点で分散をさせることが大切です。
結論から言うと
- 「商品」を分散させる
- 投資先の「国」を分散させる
- 投資をする「タイミング」を分散させる
この3つの観点で分散をさせることが大切です。
こちらについては以前記事にまとめたものがありますので、よろしければ参考にしてみてください。
②長期的な視点で利益を得る事を意識する
投資を行う上で利益を出す事が目的になってくると思います。
一方で、短期的に利益を求めようとすると損を被ることが多々あります。
上の図は売却タイミングを誤ったことで大きな利益を逃してしまった際のグラフです。
短期的な視点で利益を求めると、あと少しで利益が出るはずの状況でも損益を確定させてしまうかもしれません。
長期的な視点で投資をすることのメリットについてまとめた記事がありますので、よろしければ参考にしてみてください。
③損をすることもあることを理解しよう
資産運用はリスクと引き換えにリターンを目指す商品ですので、損が出てしまう可能性がある点を理解しておきましょう。
私も2年間投資をしていく中で1度もマイナス収支になったことはありませんでしたが、ここ2ヶ月間で一気にマイナス収支に傾きました。
必ず儲かるといった美味しい話はまずありませんので、マイナス収支となる可能性があることを理解しておきましょう。
2020年3月末時点で盛大にマイナス収支となった運用実績を貼っておきます。
まとめ
今回は資産運用の初心者の方はどこから運用を始めるべきかをまとめてみました。
改めてまとめておくと初心者の方は「株式投資」「投資信託」のどちらからはじめるようにしましょうね。
長期的な視点でまずは「行動」を意識して、投資家デビューしませんか??
今回の記事が皆様にとって有益なものとなれば幸いです。