子供に伝えておきたいお金の話
こんにちは。kasaです。
私には1歳ちょっとの息子がいますが、いつからお金の教育を始めるべきなのか?についてたまに頭を悩ませています。私はお金の教育について”①いつから””②どんな内容を”行うべきか?2つの観点で考えていますが、今回は”②どんな内容を”行おうと考えているかについてまとめてみようと思います。
私には1歳ちょっとの息子がいますが、いつからお金の教育を始めるべきなのか?についてたまに頭を悩ませています。私はお金の教育について”いつから””どんな内容を”行うべきか?2つの観点で考えていますが、今回は”どんな内容を”行おうと考えているかについてまとめてみようと思います。
この手の話って、正解は無いと思っております。とはいえ、昔ながらの日本的考えである”お金の話は汚い話で人前で話すべきではない”といった考えはどうなの?と考えており、しっかりと息子にも「教育」として話をしたいと考えています。
ポイント
伝えたいこと①:お金の稼ぎ方について
伝えたいこと②:お金の使い方について
伝えたいこと①お金の稼ぎ方について
伝えたいことの1つ目としてはお金の稼ぎ方についてです。
私自身、お恥ずかしながら大学4年の就活時中もお金を稼ぐには「できる限り年収の高い会社に入って稼ぐ」という考え方しかなかったです。今思うのは大学生の時に”お金の稼ぎ方には4種類ある”ということを知っていれば、今の働き方も違ったんだろうな・・・ということです。
皆さんはご存知かもしれませんが、ここでいう4つの稼ぎ方についてまとめます。
子供に知ってほしい4つの稼ぎ方
稼ぎ方1:従業員
稼ぎ方2:自営業者
稼ぎ方3:ビジネスオーナー
稼ぎ方4:投資家
皆さんはどれにあたるでしょうか?私が大学時代に知っていたユイツの手段は稼ぎ方1の従業員ですね。
私は4種類の稼ぎ方があるのを知ったのが遅すぎた
私はこの4種類の働き方があるとしったのは、大学を卒業をしてから2〜3年経った20代半ばのときです。
本当に大学生のときにしれていれば・・・と思います。
息子には大学生のうちには教えよう。いや、高校、中学のうちから会話の中に織り交ぜるようにします。
4つの種類の働き方においてどれが優劣がある、みたいな考え方は保つ必要はないと考えています。ただし、それぞれのメリットとデメリットは頭に入れておいたほうが良いと考えます。
4つの働き方のメリットとデメリットについて
簡単に4つの働き方について確認しておきます。
従業員
従業員は会社に属して働く方法です。
極端な言い方かもしれませんが、簡単にいうと「時給で働くアルバイトの上位互換」です。大手商社で年収1000万円のサラリーマンも、あくまで時給で働いています。自分の1日8時間を月単位で捧げることで月収としてお金を頂く働き方ですね。
会社が大きく傾いたり、大きなミス等をしなければ安定して働き給与をいただける点がメリットかと思います。
一方、あくまで時給での働き方であり、自分に自由な時間が少ない点がデメリットかと思います。
メリット
デメリット
自営業者
自営業者は従業員と近い点があり、時給換算の仕事です。一方、基本的に働いた分だけ給与として跳ね返ってくる点、働かなければその分給与が減る点が従業員とは異なる点です。
自分の能力が優れており仕事を受注し続けられれば、同じ仕事をしている従業員以上のアウトプット・給与を貰える一方、その逆の場合はその分給与が減ってしまいます。
また、コロナのようなご時世では、いかに能力が優秀でも時代背景から稼ぐこと自体ができなくなるようなこともあります。
メリット
デメリット
ビジネスオーナー
ビジネスオーナーとは簡単にいうと社長です。
従業員と自営業者と大きく違う点は「人を雇って人に働いてもらう、稼いでもらう」という点です。つまり、自分の時間を使わずに他人の時間を使って稼ぐという点です。
自分の時間を使う必要はありませんので、時間似余裕がある点が大きなメリットです。
また、時間に左右されませんので稼ぐ力にも上限はありません。5人を雇えば5人分を稼ぐことができますし、1万人を雇えば1万人分の稼ぎを自分のものにすることができます(もちろん全てではないですが)。
一方、他人を雇うということになるため、始めるためのハードルは高く、他人の人生を預かるという責任の重さは人によってはデメリットに感じるかもしれません。
メリット
デメリット
投資家
4つ目の稼ぎ方としては”投資家”です。
投資家とはヒトではなくお金に働いてもらう手段を用いる働き方になります。企業に投資をして配当金を得る。不動産に投資をして家賃収入を得る。種類は無数にありますが、モノによっては始めるハードルが低く時間的成約もない点がメリットです。
また、ほか3つの働き方と並行して投資家になれる点もメリットです。
一方、投資先によっては元本割れや資産のゼロ化の可能性もある点がデメリットになります。
メリット
デメリット
会社員はあくまで時給の働き方という件(大手総合商社だって一緒)
自分は従業員になるまで稼ぎ方は従業員しか知らなかったですが、従業員になる前にしっかりとその内容について理解できていればよかったと思っています。息子にもしっかりと理解してほしいです。
お恥ずかしい話、私は大手総合商社に入社した友人は完全に勝ち組で日本の頂点に立っている。と思いこんでいました。ただそれって、あくまで従業員という働き方の中でのトップというだけであり、それ以外の働き方をしている人も含めて考えると、本当に頂点煮立っている人って、彼らではないんですよね。トップの方は”従業員以外の働き方をしている方たちの中にいる”んです。
やっぱり、従業員である以上、年収は1500万円だとしてもその分時間を消費して働くことになりますし、その中で家族の時間や自分の時間を犠牲にしてたりします。
一方、特にビジネスオーナーの方や投資家で成功されている方って、自分の時間を大切にしつつ鬼のように稼がれているんですよね。
それを知ってから、本当の日本の頂点の方って・・・と気づきました。
ココがポイント
伝えたいこと②お金の使い方について
お金を使うのではなく”交換するという考え方
後は息子に伝えておきたいこととして”お金の使い方”があります。
簡潔に言うと「お金を消費する」という考え方はするべきではなく、「お金をモノに交換する」という考え方をもつべきということです。消費と交換で何が違うの?と思われるかもしれませんが、大きく違うと思っています。
消費するということは、一度クルマを買ったらそれでおしまいという考え方になりますが、交換するということは一度クルマに交換はするが、そのうちまた他のモノやお金に交換できるという意味も含むことになります。
つまり「お金を使うすべてのこと=投資的な考えを持ってほしい」ということです。
自分が使える総資産を知らないといけない
あとはそのお金の使い方が自分の身の丈にあっているのか?という点も大切かと思います。
息子が従業員として働いたとして住宅ローンで6000万円の家を購入するとしましょう。そこでローンが組めるし毎月の支払いも問題ないから買ってしまえ!という考え方だとちょっと心配だと思っています。
その6000万円というのは生涯年収3億円のうちの20%を占める買い物であり、フルローンで買うとさらに2000万円を金利でしはらうことになります。つまり生涯年収のうちの約30%を占める買い物になるわけです。
単純に支払いができるできないだけでなく、自分の一生でできる買い物のうちの3割をマイホームだけに費やしていいのか?一度の買い物に深く考え、本当に必要な買い物だけをする。そんなお金の使い方を身に着けてほしいと考えています。
所感
今回は息子に伝えたいお金の使い方についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
息子の成長に合わせて少しずつお金の教育も行い、親子で成長していきたいと思います。
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