FIREのためにやるべきこと(4stepで解説)
こんにちは。kasaです。
私は共働き夫婦で年間250万円を投資に突っ込みつつ、10年後に計画するFIREへひたすらに支出の最適化と投資の最大化を突き進むアラサー男子です。
FIREとは労働収入以外(投資等)から得られる配当金等の収入額が支出額を上回り、労働を行う必要がなくなる状態のことを指します。Financial Independent Retire Earlyの略です。
今回は自戒の年も込めてFIREのためには何をやるべきなのかをまとめてみます。
この記事でわかること
・FIREのためにやるべきこと4step
・FIREのためにはどれだけの貯蓄率で何年かける必要があるのか?
1、いつFIREをしたいか目標をたてるべし
まずは何事も目標を立てないといけませんね!!
お金の流れも大切だがまずは目標を立てよう
具体的に「いつ」にFIREをしたいか考えたことはありますか??
意外と漠然と”FIREしたい”というのはみなさん考えると思いますが、具体的に「〜年後にFIREするぞ!」と目標を立てられている方は少ないのではないでしょうか?
これはできる/できないも勿論ですが、それ以上に自分の「希望」として目標を立てる事が大切だと考えています。
例えば6000万円のFIRE資金を貯めるには20年かかるから・・・FIREの目標は50歳、という流れではなく、40歳のうちにFIREをしたいから、あと10年のうちにFIREできる手段を考える、こんな手順で考えるべきだと思っています。
ちなみに私は10年後のFIREを計画中
私が10年後のFIREを目標としているのは「30代のうちでのFIREが実現できるから」です。
どうして30代のうちにFIREしたいのかというと、FIREした後の生活では「時間」に余裕ができるはず・・・ですが、それは若いうちであればあるほど有効に活用できると考えているからです。
極端な話、55歳でFIREをしたとしてもほぼ還暦と変わらず、時間はあっても身体が自由に動けない・・・体力が・・・みたいな話になってしまうのでは?と思ってます。
その反面、30代のうちであれば未だ体力にも余裕があり、時間を有効活用して「本当にやりたい事」に熱中できると考えているんですよね。
2、今の家計のお金の流れを知るべし
目標を立てたら、次は今の家計のお金の流れを把握しないとですよね。
参考までに我が家の21年9月どの家計簿まとめの記事を貼っておきますね。
こちらもCHECK
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【2021年9月】家計簿実績
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収入と支出が毎月いくらあるかわかりますか?
まずは収入ですが、賞与や児童手当等を加味して毎月いくらの収入があるか、年間を通していくらの収入があるかを把握する必要があります。
FIREをした場合、この収入がマルッと無くなるわけですから、単純に今の収入分のインカムを配当収益等から得なければなりません。
また、支出についても同様に把握をする必要があります。
この支出額が小さくなればなるほど、FIREへの達成難易度が下がってきます。同じ収入でも生活費が20万円かかる人と5万円で済む人では、5万円で済む人の方がFIREへ近いってことは想像しやすいかと思います。
ちなみに、家計管理をする上ではMoneyforwardというアプリが超絶おすすめです。全て自動計算で家計簿を作ってくれます。まとめた記事がありますので、お時間がある方は参考までにみてみてください〜
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参考我が家の家計管理方法~moneyforwardを使いこなす〜
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貯蓄率という考え方を持ってみましょう
収入と支出の金額を把握できたら、次は”貯蓄率”という考え方を持ちましょう。これもFIRE達成への重要な指標となります。
貯蓄率とは貯蓄額を手取りの収入額で割ることで算出される数値を指します。簡単にいうと「手取りのうちどれだけを貯蓄に回せているかを測る指標」ですかね!!
ココがポイント
貯蓄率が高ければ高いほど、FIRE達成までに必要な期間は短く、逆に貯蓄率が低ければ低いほど、どれだけ収入が高いとしてもFIRE達成までの期間は長くなってしまいます。
ちなみに我が家の年間を通しての貯蓄率は35%です。
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参考貯蓄率35%だとFIREまで何年必要かシュミレーションしてみた
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3、目標に対して何がすべきか整理すべし
貯蓄率まで整理ができれば、あと少しです!!
FIREに必要な金額を知る
実はみなさんがきになる「FIREまでに必要な年数」は貯蓄率と投資リターンの割合で計算する事ができるんです。
収入や支出から計算することはできず、それらを掛け合わせた「貯蓄率」がFIRE計算のキーになっているという事が面白いですよね。
このグラフを見ると投資のリターンの割合によってFIREまでに必要な年数は大きく変わる事がわかりますね。
特に気になる点としては貯蓄率が高くなればなるほど、FIREまでの年数が投資のリターンに左右されなくなるという点ですかね。貯蓄率50%以上の場合、投資リターン1%であっても20年でFIRE可能、10%のリターンであれば10年ちょっとでFIRE可能となるようです。
ちなみに我が家の貯蓄率は35%ですので投資リターンが10%だとしてもリタイアまでの年数は20年、、、投資リターンが1%の場合は40年もかかる計算になります。40年じゃただの定年の年齢ですわ。。。
ココがポイント
今の家計簿と資産と照らし合わせて不足点を知る(我が家の場合・・・)
我が家は「目標は10年でのFIRE」ですが、「今の成り行きではFIREまで20年」という残念な状態です。
この状態を打破するためには方法は2つあると考えています。
10年でFIREするための方法
❶貯蓄率を35%→50%にあげて10年でのFIREを目指す
❷10年でFIREを行い、月10万ほど稼ぐバイトで生活費の足しにする(=サイドFIRE)
❶貯蓄率を35%→50%にあげて10年でのFIREを目指す
今の貯蓄率を35%→50%に上げることは不可能ではないと思っています。
達成するためには今のマイホームを手放し、毎年の住居費にて100万円ほど下げる。もしくは年間の手取り収入額を100万円ほどあげて貯蓄率を上げる、の2通りあります。
どちらもできなくはない方法ですが、それによって幸福度があがるのか?と考えてみるとその反対になる気しかしないので、実現はしないと思います。 (=したくない)
❷10年でFIREを行い、月10万ほど稼ぐバイトで生活費の足しにする(=サイドFIRE)
もしくは2つ目のパターンとしてFIRE後もちまちまと副業やバイトで生活費を稼ぐサイドFIREのパターンもあります。
私としては現地日的なのはこちらなんだろうな〜と思っています。このブログを中心とした副業についてやりがいを非常に感じていますし、今は稼げていませんが継続する事でカネにもつながると思っています。
FIREの目標は「本当にやりたいことをやる時間を確保すること」だと思っていますので、自分のやりたいことである副業で生活費の一部を稼ぐこと自体は私の希望通りとなりそうです。
4,実行するのみ
ここまでくればあとは実行するだけですね。
実行すること
・支出を最適化&収入額を上げる=貯蓄率を上げる
・資産運用に資産を投じて投資リターンを最大化する
ただひたすらに上記2点の繰り返しです。おそらく、これが一番難しく、精神との戦いだと思っています。
特に支出をどこまで落とすのか?という点は人によって意見が分かれると考えており、現に自分も心が揺れ動いています。(上記ツイートをみていただければわかるはず・・・)
FIREの理想像は十人十色だと思いますので、それぞれが理想とするFIREにそれぞれが近づければ、それでいいと思います。