資産運用

【100万円で資産運用】初心者の方へおすすめしたい投資法はコレで決まり

【100万円で資産運用】初心者の方へおすすめしたい投資法はコレで決まり

【100万円で資産運用】初心者の方へおすすめしたい投資法はコレで決まり
【100万円で資産運用】初心者の方へおすすめしたい投資法はコレで決まり

こんにちは。kasaです。

100万円を元金として資産運用を始めてから2年が経過し、運用実績といえば+14%➡︎−15%と約30%の幅で増減をしている状況です。

私が2年間資産運用をする中でたどり着いた「100万円の投資方法」について紹介しようと思います。

でも30%の下落する可能性があるってちょっと怖いですね。。。
読者代表
kasa
そうですよね(笑) でも、ある程度のリスクを冒してでも資産運用をしないと「自然と資産は減少する一方」なのをご存知ですか?

一昔前のバブル期(1990年)においては定期預金の利回りが5%を超えており「銀行に預けておけばお金が増える」という状況でした。

しかし現在はどんなに高くとも銀行の金利は0.1%前後であり、定期預金に預けておいても「お金が増えることは期待できない」という状況が続いています。

一方、モノの物価は毎年3%ずつ上昇を続けており、銀行に預けておくだけでは「資産は減少する一方」という状況が発生しています。

資産が目減りするカラクリは理解できました!どうすれば資産の目減りを回避できるか教えてくださいよっ!
読者代表
kasa
そうですね。早速お勧めな投資法についてみていきましょう。

今回は100万円でできる資産運用の投資先についてまとめてみましたので、この記事を参考に「物価の上昇に負けずに資産を増やす方法」について学んでいきましょう。

この記事でわかること

・100万円でできる資産運用のおすすめ3選

・筆者が資産運用で30%の下落を経験した原因と詳細

・資産運用を行う目的とは?

・資産運用を行う上で注意すべき2点

・リスク別のお勧めな資産運用

100万円×資産運用:初心者にお勧めしたい投資方法3選

100万円×資産運用:初心者にお勧めしたい投資方法3選
100万円×資産運用:初心者にお勧めしたい投資方法3選

早速、100万円で行う資産運用についてお勧めしたい方法を3つご紹介します。

100万円で資産運用のオススメ3選

・普通預金

・株式投資

・積立NISAを用いた積立投資

それではそれぞれの詳細を見ていきましょう。

普通預金

まずは1つ目におすすめしたい投資先は「普通預金」です。

資産運用なのに普通預金!?という方もいると思いますが「手っ取り早く・ローリスク」で行えるため、次の資産運用のステップにいくまでの繋ぎとしては最適です。

例えば金利が0.001%の銀行に預けておくのと、金利が0.1%の銀行に預けておくのでは長い目でみた時に大きな差になります。

利率の高い定期預金は30年後どれくらい増えるのか?

まず1つ目にお勧めしたいのは「楽天銀行」の普通預金です。

楽天銀行では楽天証券と連携(マネーブリッジ)をさせるだけで普通預金の利回りが0.1%となるサービスを実施しており、大手メガバンクと比較すると100倍もの金利となります。

銀行に預けておくだけで利回りが100倍も変わるので、金利の低い銀行を利用されている方は即メインバンクを変更する事をお勧めします。

大手メガバンク楽天銀行
普通預金の金利0.001%0.1%100倍
100万円を30年預けた場合300円の利益30,439円の利益約30,000円

上記の表は大手メガバンクと楽天銀行の差を示した表で、100万円を30年間預けた場合、それだけで「約3万円も変わる」事がわかります。

楽天銀行以外にも高金利の銀行はありますが「ネット銀行」がお勧めです。

メガバンクのように支店を構えて固定費を必要としていないため、高金利での預金が可能です。

普通預金で資産運用を行うメリットとデメリット

普通預金で資産運用を行うメリットとデメリットは単純明快です。

メリットとデメリット

メリット:元本保証がされている

デメリット:利回りが他の資産運用に比べて低い

普通預金の場合、元本保証がされているのが一番のメリットです。

「資産運用=元本保証されていない」というのが一般的な意見ですが、普通預金も資産運用と考えれば「資産運用であっても元本保証は可能」という事になります。

一方で、他の資産運用と比べると利回りが低いという点がデメリットです。

次に紹介する株式投資では利回り5%も夢ではありませんので、利回り0.1%である普通預金と比べると大きな差が開いてしまう事がわかります。

メリットである元本保証とデメリットである利回りの低さを天秤にかけた時に、どちらを取るかは個人の性格が出るところです。

kasa
「資産が減るリスク」と「資産が増えるリターン」は比例する関係ですので、普通預金は最も「ローリスクローリターン」な投資方法と考えるようにしましょう。
絶対に元本割れさせたくない!という方にとっては最適な投資方法ですね。
読者代表

普通預金まとめ

・メガバンクから口座を変えるだけで大きなメリットを受ける事が可能

・コレから資産運用を始める方の第一歩目として最適

株式投資

2つの目の投資方法としてお勧めなのは株式投資です。

私がお勧めしたいのは株式投資の中でも「配当金狙い」の投資方法です。

メリットデメリットお勧めしたい人
売却益狙い・リターン大・元本割れリスク高
・買うべきタイミング不明
・中級者以上
・短期で結果を求める方
配当金狙い・リターンを得られる可能性高・リターンが少ない・初心者
・短期でリターンを求めない方

上記の表は売却益狙いと配当金狙いの投資方法を比較した表ですが、配当金狙いの投資方法では「リターンを得られる可能性が高い点」が大きなメリットです。

株式投資がお勧めな理由についてまとめた記事がありますので、更に詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

参考資産運用は株式投資・投資信託から始めるべき理由【初心者向け】

続きを見る

配当金狙いの株式投資(利回り5%)は30年後どれくらい増えるのか?

100万円で30年間運用した際のシミュレーション
100万円で30年間運用した際のシミュレーション

上記の図は100万円で配当金狙いで30年の間、運用した際のイメージ図となります。

単利と複利の違い

・単利とは「配当金で得られたお金は投資に回さない」方法

・複利とは「配当金で得られたお金を株式投資に再投資する」方法

配当金で得られた資産を運用へ再投資しなかったとしても(単利だとしても)30年間で150万円もの資産を得られる事がわかります。

また、配当金で得られた資産を再投資をすれば(複利で運用すれば)、30年間で332万円もの資産を得られることもわかります。

もちろん元本保証ではないため、資産が目減りすることも考えられますが普通預金に比べると大きなリターンが期待できる事がわかったかと思います。

配当金狙いの株式投資で利益が発生する仕組み

配当金狙いの株式投資の仕組みを確認しましょう。

企業によって割合は異なりますが、株主に対して保有株式の数に比例した金額を「配当金・株主優待」としてキックバック(配当)してくれる制度を利用した投資方法が配当金狙いの投資方法です。

基本的に年に1回か2回、配当してくれる企業が多いため、長期間に渡り保有すればしただけ配当金を得る事ができます

株式投資というと、株価が安いタイミングで購入して株価が値上がりした時に売却する「売却益」を目的とした手法が取り上げられる事が多いですが、実は「配当金狙い」の投資方法が狙い目です

配当利回り:1株あたりの配当額➗1株当たりの購入額×100

配当利回りは上記の計算式で求める事ができますので、気になる企業の配当利回りも計算してみましょう。

配当金狙いの株式投資のメリットとデメリット

メリットとデメリット

メリット:定期的な収入を期待できる

デメリット:株価の下落により損をするリスクがある

株価は定期的に上下を繰り返しますが、配当金は数十年間にわたって連続して増加させ続けている企業もあります。

売却益を狙った投資方法に比べて、安定した定期的な収入を得られる点が大きなメリットです。

例えば10万円で利回り5%のA社を購入した場合、1年間で10万円×5%=5000円(/年)の配当金を受け取る事ができます。

30年間保有した場合、5000円×30年=15万円の配当金を受け取れますね。

売却益を狙った投資方法に比べて、安定した定期的な収入を得られる点が大きなメリットです。

一方、配当金を狙った投資方法だとしても「株価の下落によって損をする可能性がある点」がデメリットです。

例えば10万円で購入したA車の株価が半分の5万円となれば、それだけで保有資産は半減してしまいます。

kasa
メリット(安定的な収入)とデメリット(株価下落による資産減)を理解した上で始めるようにしましょう。

株式投資まとめ

・株価下落による資産減の可能性はあるが安定的な配当がメリット。

・長期間にわたって配当金を増加させている企業が狙い目

積立NISAを用いた積立投資

3つ目のおすすめな投資方法として「積立NISAを用いた積立投資」を挙げたいと思います。

積立NISA
概要運用益が非課税となる投資方法
期間20年間
限度額年間40万円
投資方法積立投資のみ
制限一人人口座まで
商品国が指定した投資信託商品のみ

上記の表は積立NISAの概要を表しています。

国が政策として打ち出している投資方法であり、投資先は国が選んだ投資商品のみであることから「初心者向けに最適」な投資方法である事がわかります。

積立NISA口座で得られた運用益は非課税となる点も大きなメリットです。

kasa
実は私もこの方法をメインに投資を行なっており「一番お勧めな方法はコレ」ですね。
なるほど、、、kasaさんの実際の積立金額と投資先の商品を教えてもらえたりするんですか!?
読者代表

イメージしやすいように、私の例を紹介しておきます。

私の例
金融機関・三菱UFJ銀行(私名義)
・りそな銀行(嫁名義)
購入商品・分散投資(100%)
➡︎先進国株式(50%)
➡︎国内株式(20%)
➡︎国内債権(15%)
➡︎海外債権(15%)
積立金額毎月66,666円
積立期間20年間

毎年80万円(毎月66,666円×12ヶ月)×20年間=1600万円を元金とした資産運用で、5%の利回りで運用できた場合20年後には2671万円まで増加する見込みです。

国が打ち出したローリスクな投資方法でこうしたある程度のリターンが期待できる点が素晴らしい点です。

そもそもNISAって?積立NISAって?という声もありそうですので、NISAの仕組みについて知りたい方は下記の参考記事を確認しましょう。

参考【解説】NISA・つみたてNISAの違い

続きを見る

積立NISAを用いた積立投資は20年後どれくらい増えるのか?

私の例では2人分の口座での運用でしたので、1人で運用した場合の例をみてみましょう。

元金利回り2%
リスク低
利回り5%
リスク中
利回り8%
リスク高
毎月の投資額3.3万円3.3万円3.3万円3.3万円
1年後40万円40.8万円42万円43.2万円
10年後400万円446.7万円528.2万円625.8万円
20年後800万円991.3万円1388.7万円1976.9万円

上記の表は利回り別の20年後の資産の増加の比較です。

積立NISAは投資家の性格や思いに合わせて様々なリスク・リターンの商品が用意されています。

利回り2%だとしても20年後には元金+191万円となり、銀行に預けておくよりも大きなリターンを期待できる事がわかります。

ただし、大きなリターンの裏には大きなリスクも潜んでいるため、自分の性格にあった利回り目標の商品を購入するようにしましょう。

資産運用においては基本的には利回り5%程度を狙う事が最適であると考えています。

5%が最適である理由は下記の参考記事にてまとめていますので、興味がある方は確認してみてください。

参考サラリーマン投資家の私が資産運用の利回り目標を5%に設定する理由

続きを見る

積立NISAとは?投資先の商品は?

投資信託のイメージ
投資信託のイメージ

前の章でも確認しましたが、積立NISAとは国が指定した投資信託商品の中から自分に適した商品を購入する投資方法です。

そもそも投資信託とは株や債権などの複数の投資商品に一定の割合で分散投資を行なってくれる商品のことを指します。

個人投資家で複数の投資先に分散投資をすることは手間暇がかかることから難しいですが、投資信託であれば1名柄を購入するだけで勝手に分散投資をしてくれます。

積立NISAでは「国が指定した投資信託商品」で投資が可能ですので、安心して投資をする事が可能です。

期間は20年間、毎年40万円までと定められていますので、コツコツ積立投資をする「長期投資」であることも積立NISAの特徴の1つです。

積立NISAのメリットとデメリットとは?

メリットとデメリット

メリット:運用益が非課税である

デメリット:短期的な利益は見込む事ができない

積立NISAの最大のメリットは「運用益が非課税」である点です。

通常、運用した際に得た利益に対して約20%の税金が掛かりますが、積立NISAではこれが掛かからないため、額が利益が大きくなればなるほど大きなメリットとなります。

通常の場合積立NISAの場合
100万円の利益に対する税金20万315円0円

上の表は100万円の利益を得た際に必要な税金の比較となります。

非課税であるだけで20%の利益が課税されませんので、金額で見ても大きなメリットだとわかります。

一方、積立NISAのデメリットとしては「短期間での利益は見込めない」と言われています。

というのも積立NISAは毎年40万円を20年間コツコツ運用する事で運用益を目指す投資方法ですので、「数ヶ月で元金を数倍にする」といったような短期間でのハイリターンを目指せる商品ではないことには注意が必要です。

100万円での投資方法として積立NISAを考えると、2年強の期間をかけてすこしずつ積立NISAへ投資していくイメージとなります。

積立NISAまとめ

・国が指定した投資信託商品であるため安心して投資をする事ができる

・毎年40万円×20年間の少額×長期投資であるため、継続した投資が可能

お勧めできる100万円の投資先を紹介しましたが、次に投資をする目的についても見てみましょう。

100万円×資産運用:目的を明確にする

100万円×資産運用:目的を明確にする
100万円×資産運用:目的を明確にする
そもそも100万円という大金をリスクを冒してまで運用する理由ってなんでしょうか?
読者代表
kasa
ズバリ「自分の資産を守り生活を豊かにするため」というのが一番の目的です。

「資産を守る」「生活を豊か」を噛み砕いて理解するために、資産運用をする目的を大きく3つ挙げました。

資産運用をする目的

・物価の上昇に備えるため(資産を守る)

・1400万円(/人)の教育費に備えるため(資産を守る&生活を豊かに)

・定年後の生活を豊かにするため

早速それぞれの詳細をみてみましょう。

物価の上昇に備えるため

物価上昇率のヒストグラム
物価上昇率のヒストグラム
総務省(報道資料)よりデータを参照し筆写にてグラフ作成)

一つ目の目的としては「物価の上昇に備えるため」です。

上記の図は1971年〜2019年までの物価上昇率をヒストグラムにした図ですが、平均すると毎年2.4%ずつ物価が上昇していることがわかります

100万円で購入できていたものが翌年には102.4万円に、さらに翌年には104.9万円に・・・といった具合に、同じ100万円で購入できるものの価値が下がっているという事です。

つまり「100万円を持っておくだけだと100万円の価値は下がり続ける」ということと同じ意味になります。

100万円の価値を下げないためには、2.4%以上の利回りで資産運用することで「物価の上昇」に負けない投資が実現できます。

1400万(/人)の教育費に備えるため

年収(緑線)と進学先別の教育費の推移

年収の推移

・現状:550万円

・35歳〜:650万円

・45歳〜:800万円

・55歳〜:700万円

・60歳〜:550万円

2つ目の目的としては「1人あたり1400万円必要な教育費に備えるため」です。

上記の図は年収の推移(緑線)と進学先別の教育費の推移を示した図で、上の表は図に示された年収の推移のモデル年収です。

上の図を見ると黄色い折れ線グラフ(教育費の推移)が「お子様が14歳〜16歳(中学校)のタイミング」で年収の推移(緑線)に対して上回る事がわかります。

つまり「教育費の推移に年収の推移が追いつかなくなる」➡︎「運用で資産を増やさないと教育費が不足する可能性がある」ということです。

計画的に資産運用をする事でこうした「資産の不足」を回避する事ができますので、計画的な資産運用を心がけるようにしましょう。

教育費の準備方法について気になる方は下記の参照記事をご確認ください。

参考平凡なサラリーマンが教育費1400万円を無理なく準備する方法

続きを見る

定年後の生活を豊かにするため

3つ目の目的としては「定年後の生活を豊かにするため」です。

というのも退職後に必要な老後資金は2000万円必要とも言われている一方で、高齢社会である現状から「今の若者は年金がもらえるか不明確」とも言われています。

つまり「老後には大きな資金が必要」な一方で「受け取る事ができる年金は減る一方」という事がわかります。

この状況から、私たちはどうにかして「老後に向けて資産を準備する」必要があり、貯蓄だけではなく「資産運用」をすることで効率的に資産を準備できれば尚よしという事がわかります。

ココがポイント

・減る事が予想される年金の代わりに資産運用で2000万円の資産準備をする必要がある

次に100万円で資産運用をするにあたって「注意すべき点」を確認してみましょう。

100万円×資産運用:注意点すべきこと

100万円×資産運用:注意点すべきこと
100万円×資産運用:注意点すべきこと

100万円で資産運用をする際に注意してほしい点が2点あります。

注意ポイント

・3つの観点で分散投資を心がけるようにする事

・「元本割れ」のリスクが潜んでいることを理解する事

それぞれの詳細についてまとめてみましたので、早速 下記の詳細を確認しましょう。

3つの観点で分散投資を心がけましょう

まず第一に「負けにくい投資」を行うために「3つの観点で分散投資」を心がけるようにしましょう。

分散投資の3つの観点

・時間の観点

・商品の観点

・地域の観点

3つの観点で分散投資をさせることは資産運用における基本の「き」といっても過言ではありません。

簡単に説明すると3つの観点で分散をさせることで、勝つリスクも負けるリスクも平準化させることで「負けにくい」投資を実現させるというものです。

どうして3つの観点で分散させるべきなのかまとめた記事がありますので、3つの観点に関して「???」となる方は必ず確認するようにしましょう。

参考【3つの軸】分散投資のいろは

続きを見る

「元本割れ」のリスクがあることを理解しましょう

8つの種類の資産運用
8つの種類の資産運用

資産運用をする上で注意すべき2つ目の点は「元本割れのリスクがあることを理解する」ということです。

上記の図は資産運用における8つの種類を表した図です。

それぞれの資産運用におけるリスクとリターンは比例しており、リターンが多い金融商品は同時にリスクが高くなる特徴があります。

理解しておいてほしいのは「どんな商品でも元本割れのリスクがある」ということです。

というのも、私もミドルリスク・ミドルリターンである投資信託を運用していますが「元本割れ」の経験をしてしまったからです。

私は1ヶ月の間に−30%となりました

どの程度の失敗を経験したかというと「30%の下落」を経験しました。

ざっくり解説すると100万円の初期投資に対して、+14%まで増加したものの、1ヶ月の間に−15%まで約30%急落してしまったという形です。

当然、資産運用ですので元本割れのリスクは理解していたものの、実際に元本割れを経験するとかなりきついです。

kasa
もともと114万ほどまで増えていたのに1ヶ月後には80万円程まで資産価値が下落してしまいましたからね。。。気分はかなり落ちてました。
たしかに、、、自分の資産がそんなに下落したらと思うと、結構きついですよね。
読者代表

私が皆様にお伝えしたいのは、こうした「元本割れのリスク」を含んでいるということです。

ココに注意

資産運用では元本割れが起きるリスクがあることを「自分の資産でそうなったら?」とイメージして理解するようにしましょう。

私の資産が一気に下落した時の記事がありますので、興味がある方はこちらもどうぞ。

参考【運用実績】つみたてNISA〜2020年3月度〜

続きを見る

最後に「元本割れのリスク」を含んでいると理解していただいた上で、リスク別のお勧め投資方法を簡単にご紹介します。

【リスク別】おすすめ資産運用

【リスク別】おすすめ資産運用
【リスク別】おすすめ資産運用

それではリスク・リターン別に資産運用の種類をみてみましょう。

それぞれのリスク毎に1種類ずつオススメの投資方法をあげました。

リスク毎のオススメ投資方法

・ハイリスクハイリターン:株式投資

・ミドルリスクミドルリターン:REIT

・ローリスクローリターン:金投資

それぞれの投資の詳細をみていきましょう。

ハイリスクハイリターン:株式投資

最初に「ハイリスクハイリターン」では売却益を目的とした株式投資をおすすめします。

最初にご紹介した「配当金狙い」とは異なり、購入した株価よりも高値で売却する事を目的とした投資方法です。

配当金狙いの投資方法とは異なり「株価を予想する力」と「資産が一気に目減りするリスクを許容する力」が必要となります。

というのも、100万円分の株価を購入した直後に「企業の倒産」や「世界的恐慌」が発生した場合は、株価が暴落して半額の50万円まで目減りするかもしれませんし、20万円になってしまうかもしれません。

こうした資産の目減りを抑えるためには「株価を予想する力」が、目減りに耐えるためには「リスクを許容する力」が必要不可欠です。

初心者の方が「売却益」を狙うとするならば、最初にご紹介した「配当金狙い」の投資方法を長期視点でやりつつ、チャンスがあれば狙うので十分かと思います。

ミドルリスクミドルリターン:REIT

REITの仕組み
REITの仕組み

リスク別のお勧め方法の「ミドル編」はREITになります。

REITとは不動産投資の投資信託商品であり、証券口座から購入する事ができます。

REITのメリットは不動産投資にもかかわらず初期投資を安く済ませる事ができる点で、10万円前後から投資を行う事ができます。

一方、デメリットは良くも悪くもREITの価格は不動産価値に準ずるという点です。

例えば商業施設を扱うREITを購入した場合、商業施設で問題が発生してテナントがゼロ件となった場合、商業施設としての価値も下がり、REIT価格が大きく下落する可能性があるという事です。

REITの銘柄を選ぶ際はファンドの実績を見極め、将来性に期待できるか確認した上で投資をするようにしましょう。

REITについてまとめた記事がありますので、気になる方は下記の記事をご覧いただければと思います。

参考【小学生でもわかる】REITとは(メリット&デメリット)

続きを見る

ローリスクローリターン:金(GOLD)投資

日経平均と金の価格の関係
日経平均と金の価格の関係

リスク別お勧め投資方法の「ロー編」は金投資となります。

金投資とは名前の如く、金を購入して投資をする方法です。

金投資の一番のメリットは「金の価格は株価に比べて安定している」という事です。

つまり、株式投資を買い続けていくのと金を買い続けていくのでは、金を買い続けて行った方が安定しているという事です。

これは金の特徴からジュエリーや工業製品といった多様な用途があり、需要も増加する一方であるのに対し、地球上に存在する総量が決まっている(総量約23万トン)ということが挙げられます。

こうした状況から価格は上がる一方という事がわかります。

一方、金投資のデメリットとしては配当金や複利のメリットを受けられないという点です。

一般的な投資方法では投資で得た元本以外の利益(配当金など)を再投資することで資産を増やしていく事が可能(いわゆる複利)ですが、金投資ではそれができません。

あくまで金の価値が上がるか下がるかそれだけ。という点がデメリットです。

金投資についてまとめた記事がありますので、詳細について書くにしたい方は下記の記事をご覧ください。

参考小学生でもわかる金投資【守りの資産運用】

続きを見る

まとめ

今回は100万円でできるお勧めな資産運用をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

最後にまとめで確認しておきましょう。

100万円×資産運用のオススメ3選

・普通預金

・株式投資

・積立NISAを用いた積立投資

資産運用をする目的

・物価の上昇に備えるため(資産を守る)

・1400万円(/人)の教育費に備えるため(資産を守る&生活を豊かに)

・定年後の生活を豊かにするため

注意ポイント

・3つの観点で分散投資を心がけるようにする事

・「元本割れ」のリスクが潜んでいることを理解する事

リスク毎のオススメ投資方法

・ハイリスクハイリターン:株式投資

・ミドルリスクミドルリターン:REIT

・ローリスクローリターン:金投資

今回の記事が100万円の資産運用先で困られている皆様にとって有益なものとなれば幸いです。

質問などありましたらコメントでもSNSのリプでも頂ければ返信させてもらいます。

  • この記事を書いた人

kasa

アラサー男|息子たち誕生➡︎教育費(1400万)に不安絶頂➡︎資産運用がんばる➡︎息子氏てんかん診断➡︎家族一致団結で乗り越えるぞぉぉぉ!!!|パパママさん一緒に頑張ろう |同じように難しい病と闘う本人とそのご家族の皆様と繋がれますように

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